--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2011

05.28

お知らせ

仕事が多忙で、本が読めず、また読めたとしてもここに書けず。さらにいまさらニンテンドーDSにはまってるという…(おいっ!)
そんな忙しい日々がここ数ヶ月続いています。
よって期限をもうけない長期のお休みを頂こうと思います。

またいつか、再開の日がありますように。


ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
スポンサーサイト

お知らせ
トラックバック(0)  コメント(-) 

    2011

05.17

「ビリジアン」柴崎友香

ビリジアンビリジアン
(2011/02/15)
柴崎 友香

商品詳細を見る

どこにでも行ける。その意志さえあれば──。黄色い日、白い日、赤い日。映画、ロック、火花、そして街。10歳から19歳まで、誰かにいつか存在した、ある瞬間。第32回野間文芸新人賞受賞後初の小説作品、新たなる代表作の誕生!

薄暗くどこまでも雲に覆われた空は、黄色かった「黄色の日」。隣の外国人が話しかけてくる「ピーターとジャニス」。とにかく、爆竹がすきだった「火花1」「火花2」。百貨店の屋上で見る風景「片目の男」。藻がびっしりと覆った水槽の中には、金魚がいるはずだった「金魚」。ジャングルジムの下では、薄茶色の犬が重い声で吠えていた「十二月」。ピンクに染まった友人の体操服「ピンク」。蒸し暑い昼休みに食べる「アイスクリーム」。旅行気分で毎年参加していた転地療養「ナナフシ」。シマリスを肩に乗せていた知人と出会う「スウィンドル」。殴られて出た鼻血「赤」。先生も知っている仮病の早退「終わり」。友人たちと行くライブと映画「Fever」。釣り人はルー・リードだった「フィッシング」。夜中になったら、円盤が飛んでいるらしい「目撃者」。新しい校舎はできかかっていた「白い日」。大学入試センター試験で訪れる知らない高校「赤の赤」。川の渡し舟に初めて一人で乗る「船」。八ミリカメラで映画を撮る「Ray」。

主人公は山田解という女の子。彼女の十歳から十九歳までのある瞬間が描かれている。川のある大阪の風景。それはどこか懐かしく、自分が何者でもない不安感、あせり、なんでここにいるのかという倦怠感を、すうっと川に流しているような安らぎの情緒を醸し出す。今では失われつつあるそんな風景と、当時の自分の記憶。そういう懐かしいものがふわっと脳裏に浮かんでくる。そんなちょっぴりノスタルジックな作品。

ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

柴崎友香
トラックバック(1)  コメント(-) 

    2011

05.03

「メサイア 警備局特別公安五係」高殿円

メサイア 警備局特別公安五係メサイア 警備局特別公安五係
(2010/12/25)
高殿 円

商品詳細を見る

海棠鋭利、もうすぐ十七歳。ずいぶんと小柄な体のせいで、年齢よりかなり若く見えることがある。無造作に伸ばした前髪の下から見えるのは、いつも人を憎んでいるように見えると評される目だ。光の加減によってやや緑がかって見えるのは、外国の血が混じっているからだろう。父は若い頃、自分のルーツに惹かれて、よく中央アジアあたりを旅したらしい。しかし両親とは、そんな話をする間もなく死別を余儀なくされた。殺されたのだ。

禊ぎ。それは、あくまで殺人と疑われず、標的を指令どおりに自然に事故死させることの公安の用語だ。警察の状況判断も司法解剖をもすり抜ける、事故死をよそおった暗殺を実行すること。それが、警備局の中でも存在が秘匿された部署、警備局特別公安五係、通称サクラ所属である鋭利の、今の仕事だった。マル校。公安の特殊訓練校。鋭利をはじめ、ここの学生は皆、戸籍がない。過去はすべて抹消済みだ。

ひとたびサクラとなれば、たとえ他国に潜入して捕らえられ、あるいは拷問を受けたとしても国家が身柄を確保してくれることはありえない。そのための除籍であり、サクラは殺人という憲法違反、法律違反をおこなう国家の捨て石なのだ。だが、たった一人だけその規則に反して、救出活動を行っても良いとされる人間がいる。それが、メサイア。マル校でコンビを組む相方のことだ。

御津見珀は非常に優秀だが、ひとつ残念な要素がある。組むたびに相方が死ぬのだ。心ない者は、彼のことを、疫病神なんていう。鋭利は不死身だ。強盗に襲われても、ヤクザに撃たれても死ななかった。組んだ相方が必ず不幸な死を遂げる凄腕のサクラと、どんな逆境でも必ず生き残る新米のサクラ。コンビを組んで二年目の海棠鋭利と、その相棒・御津見珀は、マル校でいうところの卒業試験として、総理大臣の息子の護衛を任されるが……。

鋭利に接触してきた北の機関員は、鋭利の家族を皆殺しにした男。それは十三年前に失踪した珀の双子の兄だった。珀の兄エゴール=ギンツブルグが、なにを考えているのか。なぜ珀だけでなく、鋭利にまで接触しようとするのか。そして、世界の改心。十年ぶりに開かれる軍縮サミットで、日本政府はどういう答えを出すのか。架空の世界ながら、どことなく現実の日本とだぶる部分がある。はたして救いはあるのか。そして救いとは。

ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

その他の作家
トラックバック(0)  コメント(-) 

 |TOP
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。