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    2008

12.20

「チーム」堂場瞬一

チームチーム
(2008/10/17)
堂場 瞬一

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誰のために、何を背負って、俺たちは襷をつなぐのか――。
母校代表としての箱根駅伝出場を逃した「敗れた強者」たちで構成される、<学連選抜>チームが挑む二日間、東京~箱根間往復217.9kmの苦闘と激走を描く! 俊英が迫真の筆致で書き下ろした、入魂の長編駅伝小説!《本の帯より》

城南大の浦大地は箱根駅伝出場を逃した。自分としては十分納得のいく走りができたが、駅伝は一人で戦うものではない。総合タイムの差は、十位の大学との間に一分もなかった。皆が、ほんの少し余分に力を出していれば。一秒ずつ詰めていたら。後の祭りだと分かっていても、そう考えざるを得ない。全員の責任。ということは、当然自分の責任でもある。連続出場三十二回。それがついに今年で途切れた。

出場を逃したチームの中から、好タイムを出した選手が選ばれて、箱根を走る学連選抜。自分のチームを失い、それでも走る権利を手に入れた時、彼らは何を目標とするのか。寄せ集めのチームで何を背負って走るのか。自分のために走るのか。モチベーションは上がるのか。駅伝という究極のチームスポーツで。浦大地は学連選抜のキャプテンに選ばれた。だが、そこにチームとしてのまとまりなんてものはなかった。

半年で急に実力がのびた一年の朝倉功。陸上に対して情熱を失ってしまった門脇亮輔。絶対的なスーパースターの山城悟。そしてキャプテンの浦大地。彼ら四人の選手にスポットを当てた学連選抜チームの箱根駅伝。箱根の怖さを知らない者や、出場すること自体を夢のまた夢だと思っている者や、自分のためだけに走ることしか頭にない者に、自分が犯した失敗にリベンジを誓う者。彼らが学連選抜という特殊なチームの中で、どのような心境の変化をみせるのか。またレースの行方は。というのが大まかな内容。

箱根駅伝の始まる前のこの時期に読んで正解だったと思う。まず学連選抜なんてこれっぽっちも注目していなかった。箱根といえば、同じ思いを持った仲間が襷を繋ぎ、二日間をかけてゴールを目指す。そして優勝争いだけでなく、翌年のシード争いにも一喜一憂する。そこに学連選抜というチームがあって、その寄せ集めの選手たちが優勝を目指す。この目の付け所が面白いと思った。第一部では、母校ではなく学連選抜で走ることになった葛藤が描かれ、第二部では、ハラハラどきどきのレースが待っている。

このレースを走っているランナーたちの心理描写や、ランナーが見る情景描写は半端じゃなくすごい。また、ぐずぐずだった選手の意外な活躍に心が踊り、化け物だと思われたランナーの一回り大きく成長する姿に感動。これは読んで損なし。「風が強く吹いている」と比べてみても引けを取らないと思い、今年読んだスポーツ小説の中でもベスト3に入る作品だと思った。

堂場さんはお初の作家だけど、サイン本を発見。
というわけで買っちゃいました。

Image185_r1.jpg

他のサイン本はこちらをクリック。→「サイン本」

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comments

しんちゃん こんばんは。
箱根駅伝の始まる前に読んで正解かも。
堂場さんと言えば野球って感じだったので
ちょっと意外だったけど、けっこう面白かった
です。
今年は学連選抜応援しないとね^^

naru:2008/12/20(土) 22:24 | URL | [編集]

naruさん、こんばんは。
ですよね~。面白そうだったので買って積んでいました。
これがお初でしたけれど、他の作品も読みたくなりました。
いつ読めるかわからないけれど^^;
学連選抜って、テレビに映る場面が少なそうだけどチェックですね。

しんちゃん:2008/12/20(土) 22:31 | URL | [編集]

今年の学連選抜って結構良いところまでいってたので、もしかしたら来年は・・・。と、現実の学連選抜のチームにも期待したくなっちゃいました。箱根が楽しみ♪

エビノート:2008/12/27(土) 20:42 | URL | [編集]

エビノートさん
へ~、学連選抜はいいところまでいってたんだ。
来年早々の箱根はもちろんチェックしま~す。

しんちゃん:2008/12/28(日) 11:54 | URL | [編集]

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