--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2009

01.11

「ふしぎ自転車チャリィ」松久淳+田中渉

ふしぎ自転車チャリィふしぎ自転車チャリィ
(2008/10/30)
松久 淳田中 渉

商品詳細を見る

明日からは夏休み。でも、だんだんリオは、気分が落ち込んでいった。リオは自転車に乗れない。リオは自転車のことを考えると、いつもゆううつになる。三つ年上のお兄ちゃんは、かっこいい自転車に乗っているのに、リオには自転車がない。お兄ちゃんの自転車は大きすぎて、ちょっと進むとすぐに倒れてしまって、膝や肘をすりむいてしまった。それ以来リオは練習をやめてしまった。だからリオはまだ、自転車に乗れない。

商店街の仙太郎サイクルをのぞくと、仙太郎の姿が見えなかった。そっと奥へ入っていくと、一台の自転車が、ガタンと勝手に動きだした。少し大きくて古めかしい感じの自転車だった。そこに現れた仙太郎は、真剣な顔になって説明を始める。その自転車は、チャリィという特別な自転車で、ここではない世界と行き来ができる自転車。そして、選ばれた人しか乗ることができない。その選ばれた人はチャリィに乗って、別の世界にお届けものをする。

このお届けものは、世の中の形を変えてしまうくらい重大な内容のものらしい。リオはチャリィに選ばれた。そして、お届けものをすることに頷いた。難しいことはわからないままだったが、リオには一つだけわかっていることがあった。それは自転車に乗りたいということ。しかもチャリィというすごい自転車に乗れるのだ。リオは勇気を奮い起こし、チャリィに乗って、ヘルメットに変形したツバメのスワロウルを案内人に、空の国「エアリア」に出発する。

松久+田中コンビによる新作は、ちょっとびっくりの児童ファンタジー小説。空の国エアリアでリオを待ち受けていたのは、ダークコロソという伝説の巨神復活と、影で暗躍するカクタス財団の策謀。そこで出会うのは、採光夫リーダーの息子だが、採光夫ではなく料理人になりたいエリナ、あらぬ容疑で連れ去られた大聖堂の司教の養女で、身を隠しているクレル、司教と一緒にさらわれるところをいち早く気づいて、クレアを隠してくれた老婆ジーナ。チャリィに乗ったリオは、彼らと共にエアリア滅亡の危機と戦う。

児童書らしい児童書であって、読みやすいけれど、それ以上に、これといった感想が出てこない。悪くはないのだが、特別面白いというわけでもない。この作家でなければ、たぶん手にしなかっただろう作品だ。ひとつだけ言えることは、この著者の児童書はもういいかな。「ラブコメ」的なユーモアがあれば、もっと楽しくなったかもしれないが、大人が読む分には物足りなさに満ちていた。残念。

ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

松久淳+田中渉
トラックバック(0)  コメント(0) 

Next |  Back

comments

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可
trackback
この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。