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    2009

01.27

「レッド・マスカラの秋」永井するみ

レッド・マスカラの秋 (ミステリーYA!)レッド・マスカラの秋 (ミステリーYA!)
(2008/12)
永井 するみ

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主人公は三浦凪、17歳。凪と雪絵は東京ガールズフェスティバルにやって来ていた。友人のミリはプロのモデルだ。そんなのは、前から知っている。なのに、びっくりしてしまった。これまで知っていたミリとは、別人みたいに思えたのだ。ミリが私たちの目の前に来た。ひときわ印象的なのは、鮮やかな目元だ。じっとミリを見つめていたら、その理由がわかった。赤いのだ、目元が。もしかしたら、これが火の鳥マスカラだろうか。ミリのブログで読んだ記憶がある。赤くて情熱的な目元。

ミリとは、雪絵の家出というか失踪事件というかを通じて知り合った。雪絵がミリのブログの読者だったことがわかり、雪絵の行方について何か知っているかもしれないと思って連絡をとった。同じようにして知り合った紀穂子というお嬢様がいる。彼女は今、スイスに短期留学中である。ミリも紀穂子も同じ17歳、高校二年生だけど、ミリはプロのモデルである。ショーの最後までミリは赤いアイメイクで通していた。

ショーが終わり楽屋を訪ねたところ、ミリの様子が何かおかしい。ミリと組んで歩いていた男性モデルの一樹によると、ミリと仲良かったイリヤというモデルにもあのメイクを勧め、余分に買ってあったレッド・マスカラをイリヤに分けてやった。二人は同じメイクで舞台に立つ予定だったけれど、前日にメイクの練習をしたイリヤの瞼が腫れ上がり、当日舞台に立つことができなくなっていた。

この状況に、ミリがマスカラに何かおかしなものを混ぜたんじゃないかとか、イリヤを脱落させて、自分だけ目立ちたかったんだろうとか、ミリの悪い噂が飛び交っていた。ミリはそんなせこい真似をしない。マスカラに問題があるのか、そのモデルの欠場が本当にマスカラのせいのか、それとも他に理由があるのか。凪は、ミリの濡れ衣を晴らそうと奔走する。「カカオ80%の夏」につづく、シリーズ第二弾。

前作の内容はほとんど覚えてはいないが、何の問題もなく読めた。それに化粧品に疎くても問題なし。ミステリとしては若干物足りなさがあるものの、エンタメ小説としては十分楽しめると思う。またお馴染みの人物たちがいい味を出している。ズィードのマスター、夜遊びの激しい母親、かつて母と分けありだったDJジェイク、今回は当事者のミリ、傍観者の雪絵、お嬢様の紀穂子。新たに登場するのは、化粧品メーカーのすみれ社長、時計屋の瀬菜さんなど、個性が豊かだ。

これは安心して読めるシリーズだと思う。そして、夏、秋ときたので、次は冬かしら。

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comments

こんばんは。
前作忘れてても全然平気でしたね。
読んでる途中で、お母さんの奔放さを思い出しました。
>夏、秋ときたので、次は冬
ほんとだ!次、ありますよね!!!

なな:2009/02/18(水) 20:31 | URL | [編集]

ななさん、こんばんは。
お母さんの登場場面は少ないですが、結構インパクトありますよね。
お母さんとマスターは覚えていた数少ない人でした。
だから、次の冬に備えて人物を自分用メモしちゃった。

しんちゃん:2009/02/19(木) 21:59 | URL | [編集]

マスター、母親、ジェイクと大人勢は覚えていたのですが友人達の方はさっぱりでした。
つまりは、前の事件の内容もきれいさっぱり……(汗)
あわてて昔の感想を読み返し、かろうじて思い出した次第です。
いやー、ブログをやっておいてよかった。

そして、次はやっぱり冬でしょう。

たまねぎ:2009/08/10(月) 15:12 | URL | [編集]

たまねぎさん
うちもあらすじを綿密に書く方なので助かりました。
シリーズものって間が空くから危険ですよね。
今では意識してあらすじを書くようにしてますもん(笑)

しんちゃん:2009/08/10(月) 19:53 | URL | [編集]

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