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    2009

01.29

「天山のソニン 2」菅野雪虫

天山の巫女ソニン  2  海の孔雀天山の巫女ソニン 2 海の孔雀
(2007/02/27)
菅野 雪虫

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一年ほど前、十二歳のソニンはイウォル王子の侍女として城に招かれた。生まれつき口のきけないイウォル王子だが、ソニンとそっと手にふれると、言葉を交わせることができた。城から一月ぶりに家に帰ってきたソニンは、居間にでんとすわった客人を見て、思わず呟いてしまった。なんでイルギが? このイルギという人物は、一年前に無実の罪で捕らえられたソニンを城の地下牢から助け出してくれた武官で、それ以来ソニンの家族からは厚い信頼を得ていた。

おまえはイウォル王子と一緒に江南の国へ行くんだろ? 江南で会議が行われる場合、友好の証として王族の一人が行くことになっていた。戦が終わって初めての会議にはパロル王が、その後は次男、三男と続き、次は四男の王子が行く番だった。だが、今回は末王子イウォルたっての希望だそうだ。しかも王子は会議に出るのではなく、留学するのだとイルギはいう。ソニンは何も聞いていなかった。実は前々から江南のクワン王子からもっと見聞を広めるべきだと誘われていたのだ。

イウォル王子と王子付きの侍女であるソニンは江南の国へやって来た。沙維からの援助によって復興された豪華な王宮や、南国の華やかさに目を見張る一方で、庶民の暮らしぶりがあまり豊かでないことに疑問を持つ。そして派手好きに思われたクワンだが、病気の妹リアンのことを心配する妹想いで、ソニンはイウォルに内緒でリアンの相手をすることを引き受けた。そのリアンを見たイウォルは蔑みの目で見てしまい自己嫌悪に落ちる。

クワンは頻繁に地方の無理難題を押しつけられていた。ミナ王妃は自分の長子ハヌルより、近年目だって活躍するクワンのことが我慢ならなかった。あわよくば命を落とすかもしれない、そういう期待を込めて危険な任務を与えるが、クワンの活躍があって、王子の信奉者はますます増えていた。だが、そのイワンもまた心の闇を抱えていた。イウォルの身柄と引きかえに、天山の巫女の知識を用いて毒を作るよう強要してきた。そもそもイウォルをこの国に呼んだのもこれが目的だった。

巫女として育てられ、自分というものを持たないソニン。自分の不自由さを補うために、役立つソニンを物のように扱うイウォル王子。そして今回のキーとなる病の妹を抱えているクワン王子。彼らは、王妃の側近ヘスの陰謀に巻き込まれるが、この事件を通して一回り大きく成長していく。

三巻を読むときの備忘録としたいので、今回も第一巻に続き感想はパスしたい。あしからず。


関連作品。
「天山のソニン 1」

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comments

こんばんわ!ご無沙汰しております。

1巻よりも2巻、2巻よりも3巻と幼い登場人物たちが着実に成長していく姿もとても楽しいシリーズですよね♪
いま調べてみたら、もう4巻も出てたんですね…。しかも昨年11月末に。
見逃してました。あぶないあぶない。
しんちゃんのおかげで買い逃しを免れました(笑)

マメリ:2009/02/02(月) 23:07 | URL | [編集]

マメリさん、こんばんは。
これは安心して読めるシリーズ作ですよね。
4巻が出たので、続きを読もうと2巻に手を出しました。
次が最終巻。ぼちぼち読んでいきたいと思います。

しんちゃん:2009/02/04(水) 17:37 | URL | [編集]

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『天山の巫女ソニン 2 海の孔雀』 菅野 雪虫


天山の巫女ソニンの第2巻。 前巻で江南国のクワン王子と知り合った沙維国の末王子、イウォン。 イウォン王子はクワン王子の招きで江南国へ留学することに。当然侍女のソニンもついていくことになったのだが、江南国王宮内ではクワン王子を亡き者にしようと画策する一...

2009/02/02(月) 23:04 | お菓子を片手に、日向で読書♪

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