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    2009

02.19

「ROCK’N’ROLL SWINDLE」嶽本野ばら

ROCK’N’ROLL SWINDLE  正しいパンク・バンドの作り方ROCK’N’ROLL SWINDLE 正しいパンク・バンドの作り方
(2009/01/30)
嶽本 野ばら

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作家・嶽本野ばらは思った。出版した長編「変身」を読み返してみると、これはとんでもなくコンサバティブだと。基本的にパンク出身だった野ばらちゃんは、コンサバが大嫌い。なのに、コンサバ系ポップスを出してしまった。それゆえに、ずっともやもやして、自己嫌悪に陥って、バランスを取るのにパンクを聴きまくる日々を過ごす。そのうち、只のオーディエンスでいるのみでは耐えられなくなり、自分でもギターを弾きたくなってしまう。だが、ギターを弾いた経験などなかった。

というわけで、楽器店を訪問した野ばらちゃんは、ギターを始めるに必要な最小限の機材を買い求めしてしまう。そしてギター教室に通い始め、コードを一から習い出す。そうするうちに、懐かしい人から連絡が入った。ギタリストであり、ライブハウスの店長をする山本精一氏は、ギター教室に二回通っただけで、まだ、スリーコードも抑えられない野ばらちゃんに対し、ライブハウス二十五周年の記念イベントに参加してみないかと打診してきた。やるからには本気でいきたいと、野ばらちゃんはバンド結成を決意する。

当然ながら一人ではどうしようもない。思案した結果、かつてイベントでギターを弾いてもらったことがある、野ばらちゃん曰く、只のアホではない伝説のアホ集団、元DroopのMieshaを誘う。そして、その彼女が残りのメンバーを連れてきてくれた。ドラムは魔太郎クン。伝説のパンクバンド・WILLARDにいたというバリバリの経歴の持ち主。ベースはYURIA。本来はヴォーカル兼ギターで、主にアニメやゲームの主題歌などを歌っているアニメ&ゲーム界で名の通ったアイドル。

ヴォーカル兼ノイズギター:嶽本野ばら、ギター:Miesha、ベース:YURIA、ドラム魔太郎。こうしてパンクバンドDRAEWRS(ドロワーズ)は結成される。テキトーなスタジオでのリハ。無計画なバンド活動。思いつきで決まる目標。大麻不法所持による現行犯逮捕。バンドの危機。復帰の目処が立たないバンド。そして、ついにやって来た初ライブの日。

これがとてつもなく面白い。バンド経験者も、そうでない方も、笑いどころ満載のパンク・サクセスストーリーになっている。初心者の野ばらちゃんで笑い、バンドでは真面目だけど日常で暴走する魔太郎でまた笑い、ハチャメチャな論法で人を煙に巻くMieshaで大爆笑してしまう。特にMieshaと魔太郎のやり取りは吹き出し笑いの覚悟が必要。とにかく、何でっていうぐらい個性的なメンバーが集ってしまった。

そして、バンド小説って、人物に感情移入できたとしても、音楽のイメージが沸いてこないところが宿命的ではあるが、これはそんなマイナス部分を吹き飛ばす飛び道具がオマケとして付いている。なんと、DRAEWRSの初ライブ映像がDVDでスペシャル付録されているのだ。Mieshaの歪んだギター音、YURIAのグルーブあるベースライン、魔太郎のタイトなリズムを刻むドラム。カッコいい~!ルックスも音もカッコいい。肝心の野ばらちゃんはどうかって?それは読んだ人、映像を見た人に委ねたいと思う。買った人の特権だしね。


レポを一つ。嶽本野ばらさんのサイン会に参加しました。雰囲気がこれまでにない異常ぶり。女子率98パーセント。とにかく、男がいない。その集まった女の子たちが、下妻の桃子ちゃんたちばかり。さすが乙女のカリスマと言われるだけあるな~。

嶽本

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嶽本野ばら
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