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    2009

02.22

「ホワイトクロウ」加藤実秋

インディゴの夜 ホワイトクロウ (ミステリ・フロンティア)インディゴの夜 ホワイトクロウ (ミステリ・フロンティア)
(2008/11)
加藤 実秋

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高原晶と塩谷がオーナーを勤めるclub indigoはオープン三年目を迎え、ホストたちの熱意には勝てず、リニューアルを決定。ジョン太の指名客のツテで、有名なインテリアデザイナーに内装を依頼し、工期を決めた。改装工事には約二ヶ月かかるが、その間、なぎさママに紹介された元タイレストランで仮店舗営業することになる。そういう流れが根底にあるからか、シリーズ第三弾は、個性派ホストたちのサイドストーリーになっている。

アフロがトレードマークのジョン太は、神山商店街にある神山食堂に通い始めた。料理が旨く、値段も安く、特に二件隣の魚屋から仕入れる魚料理は絶品。そして、もうひとつ、ジョン太が通う理由があった。アルバイトの加奈ちゃんに惚れてしまったのだ。数日後、神山食堂を含めた商店街全体にスプレー塗料で落書きをされた。加奈にいいところを見せたいジョン太は、ホスト仲間のDJ本気と、若手ホストで元ナンパ師という経歴を持つモイチと共に、犯人を捕まえようと行動する。「神山グラフィティ」

アレックスは売れっ子ホストの一人であると同時に、プロのキックボクサーとしてリングに上がっている。アレックスの所属する二宮ジムは、所属選手二十八名、フィットネス会員が五十名ほどの小さなジムで、その会長が拉致された。近所のマンションの一室にバカラ賭博の賭場が開帳され、気がつけば一千万円もの借金を抱えていたのだ。取り仕切っているのは島津興行の島津という男で、バックにはヤクザがいるらしい。会長に恩義があるアレックスは、ボンサック、新開一志と共に、会長救出作戦を実行する。「ラスカル3」

犬マンは仕事帰りに碑文谷公園で一服する習慣で、歳の近いタクミくんとはそこで知り合い、言葉を交わすようになった。その日、犬マンは公園内で男の死体を見つけた。被害者は窃盗と強盗、傷害の常習犯で、六年の懲役を終えて、二週間前からこの公園で寝泊りしていた。容疑者として、警察に連れていかれたのは、ホームレスのリーダー格だった男。実はタクミくんはホームレスで、お世話になったリーダーを助けたい、真犯人を捕まえたいと言い出した。「シン・アイス」

club indigoの改装工事がいよいよ始まり、仮店舗での営業も始まった。内装を担当する笠原は超売れっ子のインテリアデザイナー。その笠原のアシスタント白戸仁美がオフィスを出たまま失踪した。白戸とデキていた笠原は動揺し、改装工事は工期が遅れ出した。それ以来、笠原の部下がclub indigoに現れるようになり、頼まれもしないのに雑用をこなしていく。その上謎のタイ人からの電話も度々かかってくる。迫りくるリオープンの日。仁美はジョン太の指名客でもあるため、indigoの面々は捜索を始める。「ホワイトクロウ」


ジョン太、アレックス、犬マンの物語が三編続き、最後に晶視点の物語が締める。そのせいか、ホストたちの活躍度は若干控えめで、ホストたちのプライベートな部分がわかるという点では面白かったけれど、これはインディゴではない。晶と塩谷のオーナーコンビ、マネージャーの憂夜さん、ジョン太たちホスト、四十三万円ことまりんを抱えたなぎさママ、豆柴こと刑事の柴田、そして、ホスト業界のトップに君臨している空也が揃ってこそ、インディゴだと思う。そういう意味でいえば、表題作だけが空也こそ登場しないがこの条件をクリアしている。ジョン太の恋模様を描いた「神山グラフィティ」も面白かったけれど、そんなこともあって少し物足りなかった。でも、ポンサックは好き(笑)

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加藤実秋
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