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    2009

04.19

「胡蝶の失くし物-僕僕先生-」仁木英之

胡蝶の失くし物―僕僕先生胡蝶の失くし物―僕僕先生
(2009/03/19)
仁木 英之

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シリーズ第三弾は前作と同じ連作形式になっている。そして今回は僕僕と王弁の物語というよりも、前回仲間に加わった薄妃と新たに一行に加わる劉欣、この二人の物語といえる。それに連作といっても、一話完結ではなく、時系列の流れがずっと続いているので、章ごとの内容紹介をするとどうしてもネタバレになってしまう。だけど、自分のための備忘録として書き残しておきたい。そういうわけなので今回はネタバレあり。未読のかたはご注意ください。

五色の光を放つ雲に乗った少女は、長くつややかな髪をなびかせながらひじ枕でまどろみ、そのすぐ後を行くあでやかな娘はほんのわずか、地面から浮いて歩いている。そして二人からわずかに送れて、眠そうな顔をした青年が眠そうな痩せた馬の手綱を引いて歩いていた。仙人の僕僕、ぼんぼん弟子の王弁、皮一枚の妖異薄妃、天馬の吉良の一行である。

一方、大唐帝国の都、長安の闇で蠢く暗殺集団があった。「光州仙居県黄土山から姿を消した仙人を追い、始末せよ」劉欣が与えられた任務の内容である。御史台察院の中でもっとも汚れた仕事を一手に引き受けるのが、胡蝶房と呼ばれる一団だった。胡蝶の頭領が承認すれば、命令は実行される。劉欣はその一員であった「職業兇徒」

妖異である薄妃と人間の彼が共にいられる方法を探そうと僕僕が言ってくれた。仙人は自信満々だし、弟子はまるで疑う様子もない。でも恋人と離れ離れにになって一ヶ月。ああ、会いたいな。その時、横柄だがぎこちない声と共に、相思水と書きされた碑から少女が出てきた。少女は相思水の女神、劫鰓と名乗った。「相思双流」

一行の路銀は底を尽きそうだった。一文なしでも全然平気。しかし王弁は、僕僕とできるだけ普通の旅がしたいと考えて、働くことを選んだ。薬種屋の主人は周典と名乗った。周典は客の相手をしていないときは雇い人をとにかく怒鳴り続けている。王弁はその店で荷運びとして働く趙呂老人と出会った。「主従顛倒」

劉欣は脱走者として追われることは何としても避けたかった。自分が胡蝶を裏切っているとは、どうしても思えなかった。その頃、僕僕一行は蒼梧の州兵に囲まれて城に入った。妖艶な女性に姿を変えた僕僕の色香に気をとられた官僚どもを他所に、つまらなくなった王弁は酒宴の席を立った。そこに面縛の導師が現れた。「天蚕教主」

面縛の導師の手中から救い出した人語を話す蚕の蚕嬢と、殺し屋の劉欣が一行に加わった。そして、僕僕の気によって風に自由に乗る力を身につけた薄妃は、限りなく人に近く、また人を超えた存在となって恋人の住む街へと帰っていく。その薄妃が無事に想いを遂げるまで見届けろと劉欣は僕僕に命じられた。「回来走去」

薄妃は恋に破れて帰ってきた。そして一行は貿易で栄える広州へやって来た。自分のことになると口をつぐむ蚕嬢の正体をはっきりさせるため、蚕の連れてこられたという苗国の商館に入った。そこに苗人同士の争いが起こる。それをきっかけに商館は軍隊に囲まれてしまう。その背後には道術師と胡蝶がいた。「恩讐必報」

次回作に続くという終わり方をしている。まだ途中なので、感想はパス!


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2009/06/04(木) 20:04 | まったり読書日記

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