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    2009

05.26

「ZOKURANGER」森博嗣

ZOKURANGERZOKURANGER
(2009/04/21)
森博嗣

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民間企業の研究所から転職し、大学の情報学科准教授に就任したロミ・品川は、研究環境改善委員会の委員を務めることになった。月に一、二回開催される、他の学内委員会と大きな違いはない役職だ。5人の委員全員にそれぞれの色違いのユニフォームとヘルメットがある以外は……。あなたはあなたの正義のために。アヴァンギャルドでハイブロウ。前代未聞の戦隊小説。《本の帯より》

「ZOKU」では、イタズラ組織のZOKUと正義のTAIによるどうでもいい対決を描き、「ZOKUDAM」では、ガンダムもどきのロボットを作っている地下秘密施設でのドタバタ劇を描き、シリーズ三作目の「ZOKURANGER」では、大学の研究環境改善委員会メンバーによる脱力系の戦隊モノというのが本書だ。

新たに委員会のメンバーになったロミ・品川は、この組織の概要がまったくわかっていない。無口な揖斐による説明を聞いてもわからない。突然ユニフォームのサイズを測りにやって来た野乃に危険信号を感じ、斎藤のねばっこいしつこさに走って逃げ出した。だが、品川は委員会のことをわからないまま、イエローのユニフォームとヘルメットを受け取った。メンバーの五人は、五色のユニフォームを着ることが決まっていたからだ。

そのイケてないメンバーとは、ロミ・品川准教授(イエロー)、永良野乃助教(ピンク)、ケン・十河助教(ブルー)、バーブ・斎藤准教授(グリーン)、揖斐純弥准教授(レッド)の五人に、委員長の木曽川大安教授(司令官?)、黒幕の黒古葉善三博士と、このシリーズでは、毎回設定は違えども、いつものメンバーが名を連ねている。そして第一章ではロミ・品川、次の章では永良野乃と、各章で主人公がリレーしていく。

その中身はというと、実に何もない。五色のユニフォームにしても、ただの小道具でしかない。大学の悪い慣習を淡々と並べてみたり、ずっと怒っていたり、妄想をし続けたり、ロールプレイングゲームに見立ててみたり、人の未来が見えると大騒ぎをしたりで、結局はなぜ委員会に集められたのかという疑問を持つに至るのだが、その答えにしたってどうでもいいことでしかない。

これは森博嗣風の娯楽作品でいいのかな。シュールから受ける面白味とは、波長が合えばツボに嵌る一方で、肌が合わなければ、ただ助長なだけのお話でしかない。本書はそういう点で好き嫌いが別れそう。自分は嫌いまではいかないがどちらかと言えば後者だった。これまでの二作が面白かっただけに、著者と感性のポイントがずれてしまったのかしら。森博嗣が好きならば、チャレンジしてみては?

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図書館で見つけて、うん? ZOKUなんとかって、いままで2冊読んでたぞ。また続編か? と手に取った。

2009/10/10(土) 14:21 | 或る日の出来事

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