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    2009

06.23

「悪いうさぎ」若竹七海

悪いうさぎ (文春文庫)悪いうさぎ (文春文庫)
(2004/07)
若竹 七海

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わたしは葉村晶という。数年前から長谷川探偵調査所という小さな探偵事務所と契約している、フリーの調査員である。社員として三年間勤めた後、長谷川所長の勧めもあって自由契約に落ち着いた。人手もしくは女手が必要になると、所長がわたしのところへ電話をよこす。わたしはそれに応じて駆けつけ、働く。フリーの調査員といえば聞こえはいいが、要するに何でも屋、フリーターだ。忙しいときは寝るヒマもないし、仕事がなければ即、飢える。

長谷川所長から電話があったのは、同業の東都総合リサーチからのご指名だった。仕事内容は家出中の十七歳の女子高生を家に連れ戻すというもの。本人の名前は平ミチル。顔なじみの桜井と新人の世良と共に、ミチルが同棲している部屋を訪ねた。だが突然暴走した世良に邪魔された挙句、晶の右足にひびが入り、同棲中だった男にわき腹を刺されて入院を余儀なくされた。世良は東都の社長の姪の息子だった。世良はまったく懲りていないし、反省している様子もないらしい。

一ヶ月後、行方不明になったミチルの友人・美和探しを彼女の父親から依頼される。訪ねたミチルは美和の居場所についてはなにも知らなかった。ただ、少し気になることがあるようで、話題がそのひっかかりにふれそうになると、質問をはぐらかし、あたりさわりのない話をする。ミチルは美和のことが気がかりになったようで、共通の友人である綾子と吉祥寺で会う約束をした。ところがその綾子が井の頭公園で殺されていた。さらに調査を進めると、もうひとり行方がわからいカナという女の子がいた。

悪趣味極まりない作品だった。元々容赦なしのブラック路線だけど、今回は想像以上に突き抜けていた。登場人物のほとんどが毒々しいぐらいはかわいいものだ。少女の失踪事件を軸に、晶は世良に逆うらみから嫌がらせを受け、奇天烈なババアに罵られ、親友のみのりは結婚詐欺にあっていて、晶も刺されることで始まり、突然監禁されたりで、晶だけでなく読んでいるこちらもグッタリしそう。トラブルメーカーを通り越して、祟られているとしか思えない悪意の数々だ。それに、タイトル「悪いうさぎ」に込められた本当の意味がまあ、全然、かわいくない。救いと言えば、新居の大家さん光浦ぐらいでしょうか。これから読むという方は心して読んで下さい。これは毒饅頭です(笑)

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若竹七海
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悪いうさぎ/若竹七海


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2012/02/09(木) 01:41 | ◆小耳書房◆

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