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    2009

07.01

「ねこの根子さん」あさのあつこ

ねこの根子さんねこの根子さん
(2009/05/26)
あさの あつこ

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根子さんは、ねこです。とてもりっぱな三毛猫です。見た目も、かしこさも、行儀のよさも、ぜんぶりっぱなんですよ。根子さんは捨てねこだったのです。小さな、小さな子ねこだったころ、根子さんはイチョウの木の根本にすてられたのです。お母さんをよびました。でも、お母さんはきてくれません。ガサ、ガササ。へんな音がしました。黒くて大きなとんがったものが、根子さんをおそってきます。それは、カラスのクチバシでした。もう、だめです。

「こらーっ」大きな声がしたのです。人間の声でした。カラスがあわてて、とびさっていきました。たすかったんだ。「かわいいなあ」だきあげられました。あたたかな手でした。お母さんのおなかみたいに、あたたかでした。ありがとう。根子さんはお礼をいいました。たすけてくれて、ありがとう。男の子がにっこり笑います。根子さんをそっとだきしめます。それが、圭介くんでした。石島圭介くん。

圭介くんは幼稚園に通っていました。その日も、お母さんの佳美さんと一緒に、幼稚園からお家に帰るところでした。「ね、ママ。このねこ、家でかってもいいでしょ」佳美さんは、ちょっと首をかしげました。「こんなかわいいねこさんなら、ママもかいたいわ」圭介くんは笑いながら、根子さんを高く持ち上げました。「これからは、ぼくの家のねこだよ」ミャウミャウ。「どうぞよろしくおねがいします」根子さんは、とても礼儀正しく、あいさつをしました。こうして、根子さんの物語がはじまりました。

あさのさんの児童書です。根子さんを中心にした石島家の成長という感じでしょうか。根子さんは、りっぱな美しい大人のねこになり、ラブラドールのエヒメくんや、小さな白い子ねこのトコロテンが加わり、妹の麻湖ちゃんが生まれて、と石島家は大家族になっていく。そこにはユーモアがあって、優しさがあって、思いやりがあって、あたたかさがあって、団結力が芽生えて、という児童書らしい作品だ。また我孫子三和さんによる挿絵が素晴らしい。あたたかな雰囲気を演出し、根子さんの凛とした姿におもわずうっとり。とってもキュートな一冊でした。大人でも十分に楽しめると思います。

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