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    2009

07.04

「ミステリー通り商店街」室積光

ミステリー通り商店街ミステリー通り商店街
(2009/05)
室積 光

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人気作家・三井大和が忽然と消えた。連絡を受けた元編集者・鳥越秀夫は、田舎に帰るまでのんびりするつもりでいたが、とりあえず行動を起こすことにした。三井は失踪する前、あるサイトに載っていた批評のことですごく怒っていたという。三井の新作は今月の本にあげられていて、六人の批評家軍団の餌食にされていた。順に読んでいくと概ね好評である。そんな中、一人だけ採点Eがあった。岩田実という批評家だ。

岩田は見当違いな批評をしていた。担当だった鳥越さえ憤る内容に、あの小心な三井が平静でいられるはずがない。まず岩田実のプロフィールを見た。静竹県温水町で親の代からの電器店を営んでいる。岩田の批評は斜め上からの発言に終始している、そのうえ岩田は権威に弱い。あるいは権威になりたがっている。これは酷い。岩田のことを調べているうちに、鳥越の推測は確信と呼べるものになった。

翌日、鳥越は温水町に向かった。駅前に商店街のアーケードが見えた。一目で不景気な商店街だとわかる。シャッターの降りた店舗がいくつか視界に入った。〈ようこそ!ミステリー商店街へ〉。アーケードを入ってすぐのところに大きな横断幕が掲げられている。よくある町おこし、商店街おこしだという。商店会をあげてミステリーにはまっているということらしい。推測どおり三井を見たという人がいた。商店会の店主たちは次々と仰天推理を披露して……。

この本についてはなんか書きにくいなあ。まず本文内に素人の批評うんぬんと牽制パンチがあって、本の雑誌らしきサイトが登場して、そこの素人批評家が悪人扱いになっている。確かに、本ブロでも悪意のかたまりのようなサイトはある。自分の思い込みで斬って喜んでいるのを見ると、めっちゃ気分が悪くなる。自分はそうならないように注意をしているつもりだ。でも読んだ本に「批評」に対する記述があると、批評サイトでなくとも書きにくい。ここは自称お裾分け。読みたい本がどういう内容かを紹介しているだけ。しかし、やっぱりやりにくい。

基本はユーモアで読ませる作品でしょうか。ミステリー通り商店街のメンバーが、ああでもないこうでもないと推理に興じている。メンバーにはそれぞれにミステリーの得意分野があって、こだわりもある。痴情のもつれが好きな人や、どうしても散髪屋の嫁を犯人にしたがる人もいる。疲れ果てている美人未亡人の姉がいれば、人を疲れさせる嘘を吐き散らしている妹がいる。そして、嫌な奴もいる。問題の批評家である岩田だ。はたして人気作家に何があったのか。たぶん、ズッコケルと思います(笑) それも含めて笑えました。

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