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    2009

07.25

「おっぱいバレー2」水野宋徳

おっぱいバレー〈2〉恋のビーチバレーボール編 (リンダブックス)おっぱいバレー〈2〉恋のビーチバレーボール編
(2009/03)
水野 宗徳

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「キモ部」と呼ばれた三ヶ崎中学校バレーボール部。残念ながら試合は敗北し、彼らはおっぱいを見ることはできなかった。そして前任の顧問は去り、中学生最後の試合も勝てなかった。夏の大会に敗れた運動部の三年生は、一人、また一人と、慣れ親しんだコートやグラウンドに静かに別れを告げる。悔しさと諦めと本当にこれで終わっちゃうのか、という気持ちを残しながら。

夏休みに入り、育夫は無抵抗のまま母の勧める塾に向かう自分に嫌悪しながらも「なんだかんだ言ってもレベルの高い高校に入ったほうが将来得なんだろうな」と思ってしまう。その一方でおっぱいを諦めきれずに、生まれて初めてのナンパに成功(?)した育夫らは、その帰り道、怖いお兄さんたちに持っていたお金を没収されるという災難にあう。

ふと気づいたのは、町で開催されるビーチボール大会の賞金のこと。優勝賞金、五万円。一生懸命、バレーボールをやっていて良かった。五万円あればみんなで四十分・六千円でもみ放題の大豪遊。しかし競技種目に書かれてある見慣れない言葉に引っかかった。男女ミックス四人制。一チームは四人(男子二人、女子二人)の競技者と最大二人の交代競技者で構成される。

その時だった。育夫の頭の中であの唸り声が響いたのだ。フンガー。彼女は別の中学校の女子バレーボール部の三年生で、「フンガー」と言った。もちろん、育夫らが勝手につけたニックネームで本名は知らない。名前の由来はアタックを打つときの唸り声。バネのある高いジャンプ力で宙を舞い、豪快に長い腕を振り下ろし「フンガー」。偶然、彼女は育夫と同じ塾に通っていた。

メンバーは集まった。キャプテンは育夫。続いて古くからの悪友のヤスオ。後輩の城良樹。城の加入は女子メンバーからの強い要望だった。当然面白いはずがない。そして女子メンバーは、フンガーこと今井真理亜。あとの二人はフンガーが連れてきた女子バレーボール部の後輩。飯嶋純と黒江瑞樹だった。だが、夏の暑さに女子は耐えられない。必死についてくるフンガーさえも熱中症に倒れた。

受験を控える中、一時はチームの解散も考えた。一体何のために勉強してるんだろう。自分のモヤモヤを片付けてみると、バレーをやりたかった。バレーをやってないとダメだった。ビーチバレーボール大会で伝説を作る。友情あり、恋あり、不順な動機あり、そして、高村光太郎の「道程」あり、全部ひっくるめての「おっぱいバレー?」だった。二匹目の泥鰌を狙った作品と侮るなかれ。おもしろかったです。

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