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    2009

09.23

「人類は衰退しました(2)」田中ロミオ

人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)人類は衰退しました 2 (ガガガ文庫)
(2007/12/19)
田中 ロミオ

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わたしたち人類がゆるやかな衰退を迎えて、はや数世紀。すでに地球は“妖精さん”のものだったりします。そんな妖精さんと人間との間を取り持つのが、国際公務員の“調停官”であるわたしのお仕事。…なんですが。高い知能を持つ妖精さんのまわりは不思議なことだらけ。理解不能なおかしな道具を創って、わたしの身体を小さくしたり。現場復帰する祖父の助手さんのお迎えに、何度も何度も行かせたり。…そんなこと、報告書には書けません!えっ?わたしが一因?ではないですよ!?お疲れの人類の脳に刺激と安らぎを…。《出版社より》

「人間さんのじゃくにくきょうしょく」
最近、里で奇妙な品が出回っているようだ。投書も来ていることだし、クスノキの里に存在する調停事務所の所長でもある祖父から、わたしは調査するよう命じられた。履くと水がたまる長靴、引いた線が生きているパステル等、妖精道具はどれも不条理・意味不明・不可解なものばかり。そんな中、その計量スプーン違った。そのスプーンのせいで、わたしの身体は小さく妖精サイズになり、妖精的本能が理性を侵食していく。こうなったら、本当に妖精さん自身にあたるしかない。妖精さんに、会いにいかねば。だが辿り着いたところは、絶滅の危機に直面したハムスター村だった。

「妖精さんたちの、じかんかつようじゅつ」
金缶が郵送されてきた。いつぞや妖精さんたちにかわり応募していた。金なら一枚、銀なら五枚。妖精さんたちの入手したキャラメルは、金の方だった。これは妖精さんのもの。まずは彼らに届けてあげないと。そう思い、おじいさんに外出を告げたところ、今日から現場復帰する祖父の助手を出迎えるよう頼まれた。まだ時間に余裕がありすぎるくらいなので、午前中のうちにいったん妖精さんのところに金缶を届けに行こうと、わたしは事務所を出発した。妖精さんは金缶のお礼にバナナをくれた。さて、助手さんを迎えに行くと、何故か同じところをぐるぐる巡って…。

まず先に謝っておくと、二作目の時間ループものは苦手なジャンル。よって、ついていけなかった。お菓子を食べたいだけのために自らの技術力で特殊なバナナを作り、それをお菓子作りを得意とするわたしに食べさせて、時間がループする妖精の世界に閉じ込めてお菓子を作らせようとする。たぶんこういう内容だと思うのだが、妖精さんの考えていることはよくわからない。それと比べ、一作目の妖精さんになってしまうお話は面白かった。妖精さん言葉がかわいかったし、結構黒い人格を持っているわたしも笑えた。命の危機のたびに現れる「FIN」も小粋だった。二作収録の本書。勝敗でいうと、1勝1負という感じかしら。

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