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    2009

11.23

「ガミガミ女とスーダラ男」椰月美智子

ガミガミ女とスーダラ男ガミガミ女とスーダラ男
(2009/09)
椰月 美智子

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ガミガミ女とは児童小説家である著者の椰月美智子さん。スーダラ男とは著者の旦那さま。彼らの間には一歳二ヶ月のこども・ポポジ(仮名)がおり、ガミガミ女のお腹には第二子が。そして家族は黒ださんと名付けられたメス猫と暮らしている。近所にはガミガミ女のお母様・通称きわちゃんが住んでいる。本書はwebちくまで連載されたエッセイを一冊の本としてまとめたものだ。

スーダラ男は、無意識のうちにとんでもないことを口走る性癖がある。筑摩書房の「ちくま」を「ちくび」と表現し、放送禁止用語を連発するシモネタ好きで、それに付随したおちゃらけ者だ。そのスーダラ男のおふざけに、「ふざけんな!殺す!」と眉間にグーでパンチを食らわすガミガミ女。一読者はすべての椰月作品を読むファン。よって、ここにある攻撃的な行動のすべてにビックリ。

始まりから終わりまで、毎回、痴話げんかをしている。他所さまの旦那さまをこういっては失礼だが、大人になりきれていない子供。弁が立つだけに厄介なお子さま。そんなスーダラ男にイライラして、キレるガミガミ女。自分が関わらないケンカって楽しい。所詮、人事(ひとごと)だから、余裕を持って読める。どっちに軍杯をあげるかで、また楽しい。でもスーダラ男の不利は明らかだが。自分を含め、男ってスーダラです(苦笑)。ごめん。

収録作は、「就寝前の甘いひととき」「シアサッテの人」「出血!」「出血!その後」「watching movies」「保育園」「にっくき百日咳」「痛みについての考察」「夏!」「新車購入」「屁についての考察」「♂」「忍野八海」「性的人間」「ペペジ誕生1」「ペペジ誕生2」「ママ友」「ゆく年くる年の過ごし方」「ママはテンパリスト」「陰毛についての考察」「ポポジ&ペペジ」「最低の日曜日」「黒ださんのこと」「スーダラ男とは」の二十四編。

さまざまなケンカを繰り返すガミガミ女とスーダラ男だが、これはこれでバランスが取れているようにも思えてくる。ケンカを繰り返しても、なんだかんだで許しあい、仲直りをする夫婦。言葉を覚えはじめた子どものことは心配だけど、この父の子なら、愛されるひょうきんな子として認知され、人気者になれるかも知れない。ほんと、無責任だけど、楽しいお家だと思う。わたし、この夫婦を応援します。

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椰月美智子
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comments

お久しぶりです。
椰月美智子さん、最近知りました。
超短編を含む短編集、2冊がツボにはまりました。
特に「枝付き干し葡萄とワイングラス」が好き。
今の生活に近くて印象的でした。
こんな短編集、もっと読みたいです!
いい本知りませんか!?(^ ^;)

「ガミガミ女とスーダラ男」はほんと衝撃的ですね。
るり姉のような人を想像してたんですが。
でも、結婚2回目なとこも同じだし、
高校生になっても姪はかわいいと書いているところも
どことなく似ているかも??

なゆ:2009/11/25(水) 00:21 | URL | [編集]

なゆさん、お久しぶり。
いい本ですか? 人それぞれの好みがあるので難しいなぁ。物語物語してなくて、日常を読ませる作品ですよね。

ぱっと思いついたのは、西加奈子さんの「しずく」かな。他に角田光代さんの「この本が、世界に存在することに」「Presents」の二冊は絶品でした。
後は、津村記久子さん、中島たい子さんでしょうか。働く大阪人女性なら柴崎友香さん。
おっと、忘れてた。宮下奈都さんはおすすめの作家です。
難しいと言いつつ、読んで欲しい本&作家がぽんぽん出てきました^^)

しんちゃん:2009/11/25(水) 22:35 | URL | [編集]

推薦ありがとうございます♪
物語物語してなくて、日常を読ませる作品。
なるほど! 言われてみればそうですね。
挙げていただいた本3冊は読んだことありました。
作家さんも全部大好きな作家さんだ~。
知らないうちに網羅してたのか・・・。

今は津村記久子さんの「ポトスライムの舟」を読んでます。
おもしろいです! つい夜ふかししてしまいます。

なゆ:2009/11/26(木) 21:31 | URL | [編集]

なゆさん
お役に立てなかったようで申し訳ない^^;
椰月さんだけで絞るのってしんどいです。
もっとヒントがあれば思い出すかも。
思い出せないかも...。

追記で、中島京子さんの「冠・婚・葬・祭」と山崎ナオコーラさん。

津村さん、いいですよね。自分のお気に入りは「アレグリア」でした。
もう一つ。女優の本上まなみさんのへもへもエッセイも好きです。

これ以上は、無理(苦笑)

しんちゃん:2009/11/26(木) 22:55 | URL | [編集]

いえいえ、しんちゃんのような多読な方に薦めていただいた作家さんが
全部おなじみの作家さんでちょっと感動しました。
私って意外といい線いってる!?とか思って(^ ^;)

「冠・婚・葬・祭」いいですよね!
中島京子さんと山崎ナオコーラさんも好きですよ~♪

「アレグリア」もおもしろかったです。
昔、地質調査会社で働いてたことがあったので、ボーリング柱状図とか
懐かしかったなぁ。

本上まなみさんのへもへもエッセイですね。
これは未読。今度探してみます!
いろいろ思い出してくださって、ありがとうございました。

なゆ:2009/11/27(金) 11:49 | URL | [編集]

なゆさん、またまた追記です。

大好きな大島真寿美さんを忘れていました。
他に、人と異なる視点を持つ長島有さん。
自然体なのに泣ける原田マハさん。

時間が経てば、まだ出るかも(笑)

しんちゃん:2009/11/28(土) 20:04 | URL | [編集]

大島真寿美さん、好きです~。
最近チェックしてなかったら、それぞれ
新刊がいろいろ出てますね。
長嶋有さんの「ねたあとに」がおもしろそう。
原田マハさんは読もうと思ってて「ごめん」しか
読んだことないかも。
また探して読んでみます♪

というか、こちらをよく参考にして探すから
知ってる作家さんなんだなぁ。
逆におもしろい本を読んだ時、しんちゃんだったら
なんて書いてるのかな?と探してみることもあります。

そうそう、レビューがなくていつも意外に
思うのは井上荒野さん。
書いてないだけ、という場合もあるのでしょうか?
「ベーコン」、「不恰好な朝の馬」、「しかたのない水」
などお勧めです。
ぜひぜひ、しんちゃんのレビュー読んでみたいです!

なゆ:2009/11/29(日) 12:21 | URL | [編集]

なゆさん

井上荒野さんは読まず嫌いです。村山由佳さんもそう。
基本的に恋愛小説が苦手です。
なにかを読んで、どーんと落ち、敬遠しています。
ジャンルは違うけど、恩田陸さんも鬼門です...。

しんちゃん:2009/11/30(月) 10:20 | URL | [編集]

しんちゃんにも苦手な作家さんがいるんですね。
村山由佳さんと恩田陸さんは私もあまり読まないです。
恩田陸さんは作品のイメージがあまり浮かばないけど、
村山由佳さんがダメっていうのはなんとなくわかります。
唯川恵さんとか、林真理子さんとかもダメでは??

井上荒野さんはどっちかというと、角田光代さんと
近いような気がしてました。
ドロドロした関係なのに、ドロドロしなくて
乾いた感じとか。
ん?違うか?角田さんは恋愛小説じゃない!?
じゃ、↑のおすすめはなしで(^ ^)

なゆ:2009/11/30(月) 12:00 | URL | [編集]

なゆさん
ドロドロしたものや、恋人が死んで泣かせる恋愛ものはダメです。
甘いラブならOKなんですけどね。
「おいコー」がイケたので「天使の卵」を読んだら…、思い出した!
これが恋愛嫌いを決定付けた作品でした。
黒・角田さんも苦手です^^;

しんちゃん:2009/12/01(火) 14:19 | URL | [編集]

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