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    2009

12.12

「祝福されない王国」嶽本野ばら

祝福されない王国祝福されない王国
(2009/07)
嶽本 野ばら

商品詳細を見る

正義は欺瞞、平等は害悪、犯罪は愉悦――愛する女性の清い心を信じた若者は悲惨な末路を辿り、不正を根絶しようとした王は民を殺し、国を失う。残忍で非情、身も蓋もない話ばかりです。しかし、これが僕たちの現実の世界のありようです。現代アートの鬼才、藤本由紀夫のオブジェ作品とともに贈る、黒い諧謔と毒に満ちた寓話集。《出版社より》

一定の基準を元に国民のすべてを平等にして幸福になった国の末路とは(「exchange」)、愛してしまった女性を檻に監禁して国を逃亡した王子は(「cage」)、百年後の未来から会いにきた女性に惚れた男は(「eat me」)、外国の芸術に価値があると信奉する国の王は(「receptacle」)、国中の人から信仰の対象として崇め奉られた青年の顛末は(「lie cylinder」)、お互いの合意さえあれば良いとする国に漂流した牧師は(「et/te」)、観た者を虜にする得体のしれないものと、箱に入れられたそれに取り憑かれて狂気する人々(「effect/cause」)、七人の王子の中から跡目を誰に譲るか決められない王は(「east of the moon or west of the sun」)、王を含め嘘吐きの国民ばかりが棲む国の行方とは(「spin/mediums-ex.change」)。

架空の倫理観の違う国を舞台にした黒い寓話集。さくっと読めるものの、似たような設定が多かったような。価値観の違い、理不尽、不条理などその言葉は違っていても、全部黒いと判っているオチであるが故に、代わり映えのないものと思え、衝撃の受けの弱さを感じてしまった。寓話が示す教訓にしても心に響いてくるものがない。それと新しいことに挑戦するのはいいが、野ばらさんにしか書けないという作品とも思えなかった。自分としては、悪くはないけど、なんかもう一つ。厳しいでしょうか。

そういう感想を別にして、嶽本野ばらさんのサイン会に参加してきました。以前に経験した時と同じですが、やはり桃子ちゃんがいっぱい。サイン会も二度目になると、ひらひらした桃子ちゃんたちにドキドキすることもなく、自分は異分子だという疎外感はあまり感じなかった。そして恒例の抱きつきツーショットを希望する女の子が多いだろうと見越し、サイン会開始の一時間後の列に並ぶが、その作戦は見事に不発。列は遅々と進まない。ようやく順番が回ってきたとき、「何か書いてもらっていいですか?」と、お願いしてみた。


嶽本野ばらさんのサイン。(おまけ付き)

嶽本野ばら1 嶽本野ばら2

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