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    2009

12.15

「蒼路の旅人」上橋菜穂子

蒼路の旅人 (偕成社ワンダーランド (31))蒼路の旅人 (偕成社ワンダーランド (31))
(2005/04/23)
上橋 菜穂子

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北の大陸に大きな変化のうねりが迫っていた。攻めのぼる障害となってきた海の王国サンガルが、圧倒的なタルシュ帝国の軍事力をまのあたりにして、変わりはじめたからだ。サンガル王国が新ヨゴ皇国に援軍をもとめてきた。帝は海軍大提督トーサみずからが艦隊を導くように命じた。皇太子チャグムの母方の祖父トーサは、チャグムのもっとも大きな後ろ盾だ。今回のことは、帝にとって、邪魔な養父を消す絶好の機会なのだ。それほど帝は、才気溢れる若者に成長したチャグムをうとんじているのだった。そして帝である父に怒りをぶつけたチャグムもまた、旗艦に同船してトーサを助けるように命じられた。

トーサはチャグムを守るだめに、自ら炎に包まれた旗艦と共に海に沈んだ。チャグムは捕虜となる。サンガル王国はすでにタルシュ帝国に服従しており、忠誠を示すために罠をはっていたのだ。チャグムは虜囚小屋から逃亡するが、タルシュ帝国の密偵ヒュウゴにさらわれた。ヒュウゴはタルシュ帝国にほろぼされた同じ祖をもつヨゴ皇国の者だった。鷹のような男ヒュウゴは、チャグムを帝にすることが新ヨゴ皇国を救う、ただひとつの道だと言った。チャグムは、ヒュウゴを手伝うサンガルの年若い女船頭セナの海賊船に乗せられ、タルシュ帝国へつれていかれる。

故国は滅亡の淵にある。帝国の兵力を後ろ盾にして国に帰り、父に退位を迫って帝になる。属国になれば新ヨゴ皇国は焼野が原にはならない。我が子を殺せと命じられるような、人の心を持たぬ冷たい憎い男を殺すだけだ。国と民を戦火から救うという、大切な理由もある。それなのになぜ、殺したくないのか。父も、兵士たちも、だれも殺したくない。死なせたくない。けれど、それは、かなわぬ夢なのだろうか。帝国の第二王子ラウルに謁見したチャグムは決断を迫られる。チャグムが考え抜いた末の決断とは……。チャグムの旅は始まったばかりである。そして、今後バルサはどう絡んでくるのか。続きが気になる。


「精霊の守り人」 
 
「闇の守り人」 
「夢の守り人」 
「虚空の旅人」
「神の守り人 来訪編」
「神の守り人 帰還編」
「蒼路の旅人」
「天と地の守り人 ロタ王国編」
「天と地の守り人 カンバル王国編」
「天と地の守り人 新ヨゴ皇国編」
「流れ行く者 守り人短篇集」

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上橋菜穂子
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comments

私は、文庫化を待ちきれずに、図書館で借りて読みました(児童書コーナー)
波乱万丈すぎる話しで、「獣の奏者」よりは、私は、こちらのシリーズのほうが好きです^^)

きよりん:2009/12/17(木) 01:05 | URL | [編集]

きよりんさん
自分は文庫化と競争するように、図書館で借りて読んでいます。古い作品なので、自分のタイミングで借りることができますし。
「獣の奏者」も気になりますが、次は荻原規子さんの勾玉三部作を視野に入れています。マイ図書館ではYAコーナーです(笑)

しんちゃん:2009/12/17(木) 22:05 | URL | [編集]

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