--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2010

02.06

「パパはロクデナシ」上村佑

パパはロクデナシパパはロクデナシ
(2009/12/10)
上村 佑

商品詳細を見る

ふすまの向こうには、僕の部屋がある。お気に入りのベッド、オーディオ、テレビ、ゲーム機、パソコン、コミック、カード。小さいながら、僕の王国がある。いや、あった。そうだ、僕は王国を追われた。僕を王国から追い出した張本人は、イビキまでとてつもなく迷惑で、このまま呼吸が止まってしまえと本気で念じたが、通じなかったらしい。なにしろコイツは犯罪者なのだ。しかも凶悪部類の人殺しだ。そしていまだに信じ難いけれど、僕の父親なのだ。ずっと今まで死んだと思っていた。十二年ぶりに帰ってきたコイツの第一声は、「ヒトゴロシで刑務所に入っていた」だった。

本物のヒトゴロシのロクデナシで、極めつけのヒトデナシでカイショナシだ。そう思ったが、不思議と嫌悪感が湧いてこなかった。ホントに訳の分からない人だ。なんで母親がこのろくでも無い人と別れずにいるのか、さっぱり理解ができない。引きこもりの僕を見たアイツは、修行場に行くぞと、男の修行に引きずり回す。今日は競馬で、僕の十二年分の貯金を一秒で無にした。風俗デビューもした。ネトゲに夢中になって、人助けのためにオフ会に参加した。草野球の試合中にアーチェリーで狙われた。父と息子の笑ってホロッとする痛快ドタバタ劇。

少年マンガにありそうな設定をぎゅっと詰め込んだような作品だ。ケンカが強く、ギャンブル好きで、女が好きで、やってることは無茶苦茶だけど、何故か人に好かれる。こち亀の両さんに似てる? 何も考えずに、ぱ~っと本を読みたい人にはもってこいかも。キャラ読みできて、展開もスピーディーで、もちろん読みやすい。ただ、さらっと読めてしまう分、あとに何も残らないかもしれない。そういう本があってもいいと思う。楽しく読めて、おもしろかったと本を閉じる。エンタメの基本はこれでしょう。続編が出るようなら、ぜひ読みたい。その時に内容を覚えているかは不安だけど。

ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

その他の作家
トラックバック(0)  コメント(1) 

Next |  Back

comments

このコメントは管理者の承認待ちです

-:2012/07/18(水) 01:43 | | [編集]

コメントの投稿











 管理者にだけ表示を許可
trackback
この記事のトラックバックURL

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。