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    2010

02.16

「ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント」朱川湊人

ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾントウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント
(2009/12/17)
朱川 湊人

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その青銅の肌を持つ巨大生物の姿を目にした時、誰もが嘆いた。怪獣。間近に迫り来る破滅の運命を実感した。防衛組織GUYSが総力を挙げて怪獣撃退に当たったが、実践経験のない軍隊と暴力的な来訪者との戦力差は圧倒的で、数分のうちに壊滅へと追いやられた。人々は絶望した。その時。夕映えに染まる都市上空に、不可思議な光の帯が出現した。まばゆい光が消えると、そこにあったのは身長五十メートル前後の巨人の姿であった。「ウルトラマン」その姿を見た人々は、我を忘れて叫んだ。

後付を見ると、著者はテレビドラマの脚本の三話を担当しており、その担当した脚本をもとに、新たに書き起こされた外伝らしいことを知る。ぶっちゃけ、テレビでここ何十年とウルトラマンを見たことがない。子どもの頃に見た記憶をたどれば、セブン、帰ってきたウルトラマン、エース、タロウ、までだ。著者のファンという理由だけで、本書の元になったウルトラマンメビウスを知らないまま読んだことになる。これが以外とおもしろかった。人間ドラマとしてよくできた作品なのだ。

GUYSは二十五年前に当時の防衛隊が解散した後、新たに作られた防衛組織である。各国に支部があり、その中でも行動舞台に属するメンバーを、CREW GUYSと呼称しているのだ。ハルザキカナタはCREW GUYSでの研修の後、研修隊員としてCREW GUYS JAPANの一員になった。隊長はサコミズ。他に、アイハラリュウ隊員、カザママリナ隊員、イカルガジョージ隊員、クゼテッペイ隊員、アマガイコノミ隊員、そして、ヒビノミライ隊員がいる。カナタは彼らを見て、自分だけがエリートで、他のメンバーはただの寄せ集めだと馬鹿にしているところがある。

それと、かつてカナタの父の乗る宇宙船は、謎の飛行物体の攻撃を受けて消息不明になっている。それ故に、カナタはウルトラマンと言えども、単純に信じることができない。何の損得勘定もなしに他人に施せる者など、この世にいない。ましてや、それが異星人であるなら、絶対に油断してはいけないと思っている。だが早々に、ウルトラマンの正体がヒビノ隊員であることを知ることになる。しかもGUYSのメンバーはその秘密を共有していたのだ。

はっきり言って読み始めのカナタはいけ好かない奴だ。それでも、隊員たちと一緒に行動するうちに、このクルーは集まるべくして集められたスタッフなのではないかと気づいていくのだ。またヒビノと接していく上で、異性人であるウルトラマンへの心境の変化が読ませどころだ。ヒーローものって、善対悪と括ってしまうところがある。これはそういう単純な公式では計りきれない深みがある。新しいウルトラマンの誕生。そう言い切っても過言ではないだろう。ウルトラマンを離れた大人でも面白かったです。そして、泣ける。

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