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    2010

06.03

「おじさんとおばさん」平安寿子

おじさんとおばさんおじさんとおばさん
(2010/04/07)
平 安寿子

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一般的に考えれば、四十代は「おじさん」「おばさん」年齢である。しかし、当の四十代たちは、それを認める気になれない。そして五十代になったら、もはや、おじさんおばさん呼ばわりにムカつくことはない。気力体力の備蓄は、減少路線をまっしぐら。記憶力の低下ときたら、もう、笑うしかない。かろうじて残っているのは食欲と、「きれいだと思われたい」色気くらいのもの。同窓会で再会したのは六人の男女たち。

地味なしっかり者タイプの占部久美子は、独身のまま、大学卒業後就職した銀行に今も勤務している。認知症を発症した母を施設に送り込み、独身でいる自分の将来を内心ヒヤヒヤしている。調子を合わせるのだけがうまかった川野緑は、典型的な専業主婦。三人の子供も成人し、今は韓流ドラマにはまっている。美貌を誇る水本順子は、地元の素封家の跡取りに見初められるが、その旧弊な生活が窮屈で離婚。現在はお掃除おばさんをしている。

仏具屋の三代目主人である江口正彦は、人生を心から楽しんだ実感がなかった。家に縛られ、小さな世界でうかうか過ごした。そんな自分が情けない。ローカル放送局とはいえ、アナウンサーだった三村寛治は、モテたい欲がないことを前面に押し出して淡々と仕事をしてきた。製薬会社サラリーマンの中田高志は、妻をがんで亡くし、社内にも居場所をなくした結果、ボランティアに活路を見出していた。

そんな五十代後半の男女六人の同級生が、ごちゃごちゃ、と。簡単にいえば、こんな感じだ。正直に言うと、この読書は疲れた。これまでの三十代、あるいは四十代ならば、その年齢と自分の年齢の近さからか、それはわかる~、そうだろう、など、共感できる部分や想像で補える部分があって、そこが面白かった。だけど、今回は未知の五十代。これが、生々しくて毒々しくて、きっついのだ。

恋愛はいつまでも自由!こう言い切りたいけど、その姿を三十代が思い浮かべてみると、五十代のおじさんおばさんの姿は、おえ!って感じかな。決して敵になるつもりはありません。だけど、本書に限っていえば、個々の感情がそれぞれ身勝手すぎて、そこを黒い笑いで補えたとしても、とても共感できる内容とはほど遠く、その自己保身、あるいは言い訳がうざかったりするのだ。これはあまり好きじゃないかも。ごめんなさい^^;

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