2006年11月05日 (日) | 編集 |
![]() | ヒートアイランド 垣根 涼介 (2004/06) 文藝春秋 この商品の詳細を見る |
渋谷のストリートギャング「雅」のヘッド・アキとカオル。そんな彼らは渋谷界隈のチーマーを相手にして、「ファイトパーティ」というイベントを運営し、大金を荒稼ぎしていた。そんなある日、ちょっとした諍いがもとで、仲間の一人が初老の男のバックを持ち逃げしてきた。それはカジノバーの売り上げを強奪した、裏金強奪のプロの分け前だった。裏金強奪のプロフェッショナルチームの桃井と柿沢が、闇の世界からアキたちを追ってきた。「ファイトパーティ」の利権に以前から目をつけていた地回りのヤクザ、金を奪い返そうと躍起になっている松前組を交えて、四つ巴の戦いが始まった。
静かな緊張感が続く前半。そして怒涛のドンパチが炸裂の後半。もうとんでもなく凄い! そして面白い!!特に後半のハラハラドキドキ感はハンパじゃ無い。銃でもバズーカーでも何でもいいから撃ってくれ!と熱い興奮が溢れてくる。
それに登場人物にも魅力がある。アキは渋谷のストリートファイターのヘッドを部下にして組織を作る。アキはケンカがめちゃくちゃ強く、アキに敵う相手無し。そしてクラブを借り切ってストリートファイト。そこでの売り上げを仲間に分配し、チームを結束させる。頭脳派のカオルはコンピュータを駆使し、情報を管理及びシュミレートをし、アキを的確に補佐する。
桃井と柿沢のプロフェッショナルもすごく渋い。まさに影の仕事人って感じ。だから両方に肩入れして読んでしまう。アキたちの敵に感情移入してもこれは別に問題はない。なぜなら続編に続くから。
話のテンポが非常によく、最後まで一気読みしてしまう本です。そして自分が強くなった様な酔いが心地良い。もうベタ惚れ!!
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