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    2010

08.22

「プラチナデータ」東野圭吾

プラチナデータプラチナデータ
(2010/07/01)
東野 圭吾

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犯罪防止を目的とした個人情報の取扱に関する法案――通称DNA法案が国会で可決され、警察庁特殊解析研究所主任・神楽龍平の言う通り、犯人の検挙率は格段に上がっていた。そんな中、若い女をターゲットにした連続婦女暴行殺人事件が起こる。浅間玲司警部補ら警察の捜査は難航を極め、犯人が残したと思われる毛髪や精液を元に、特殊解析研究所の出したDNA判定の解析結果は「NOT FOUND」。つまり現段階でのデータベースの中にサンプルと一致したケースが見つからなかった。

時を同じくして、システム開発者の蓼科兄妹までが殺害される。使用された拳銃は連続婦女暴行殺人事件のものと一致した。ところが現場に残された毛髪から解析された結果は…「RYUHEI KAGURA 適合率99.99%」。採取された毛髪が神楽のものであることは、疑いようがなかった。仮に警察で取調べを受けた時、神楽自身に答えることはできなかった。なぜなら蓼科兄妹が殺害された時、彼は意識をなくし、もう一人の「彼」リュウの意識が働いていたからだ。神楽龍平は、二重人格者だったのだ。

いつ頃からか、東野作品の刑事ものは二分化されてきた。根気よく話を聞いてまわる加賀刑事を代表とする泥臭い作品と、精神疾患や幻覚、あるいは脳や科学やDNAという、これらをベースにした理系の作品である。本書は後者に当たる作品であり、正直に言うと取っつきにくい作品であった。SFまでは行かないが、その設定ありきの世界が読んでいて面倒臭い。どうしてもそこに設定の説明が加わるからだ。それ故に、最後の最後に失速してしまうのかな~とも思う。これ以上はネタバレになるので内容について書けないが。

またそれ以前に登場人物にも魅力を感じることができなかった。主な視点となる神楽龍平と浅間警部補はもちろん、神楽の主治医である脳神経科教授の水上洋次郎、神楽を唐突に助ける白鳥里沙に、謎の少女スズラン。理系作品だからなのか、人物像が薄く淡白で、それに犯人が誰であるかが早い段階で想像がついてしまったのも残念だったし、その動機も正直しょぼかった。とは言え、読ませる作品であったことは間違いない。ただ個人的な問題だけど、最近の東野作品にはあまり魅力を感じなくなった自分がいる。

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東野圭吾
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プラチナデータ 東野圭吾


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2010/11/27(土) 23:52 | 苗坊の徒然日記

プラチナデータ 東野圭吾著。


≪★★☆≫ 犯行現場から容疑者のものと思われる手がかりさえ手に入れれば、たちまちのうちにDNAで検索が可能になった。 たとえ容疑者本人のものでなくとも、近親者や関係者が登録していれば、ヒットできるのだ。 年恰好、特徴も分かってしまう。 おかげで検挙率は上が…

2011/03/08(火) 14:14 | じゃじゃままブックレビュー

DNAをめぐる・・・


小説「プラチナデータ」を読みました。 著者は 東野 圭吾 DNAと殺人をめぐるミステリー ある種 SFといえる感じで 管理社会の怖さもあり とはいえ、今作はエンターテイメント作品ですね 飽きることなく 最後まで一気に 深さはそれほどなく 単純に楽しめますね そこま...

2011/07/08(金) 21:57 | 笑う学生の生活

プラチナデータ 東野 圭吾


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2012/02/22(水) 11:56 | 花ごよみ

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2013/03/13(水) 23:13 | 亀屋のおすすめ本

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