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    2010

09.03

「ビターシュガー」大島真寿美

ビターシュガービターシュガー
(2010/06/28)
大島 真寿美

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「アラフォー」世代のまっただなかにいる奈津、まり、市子は中学・高校時代からの幼馴染み。元モデルの奈津は、突然失踪騒ぎを起こした夫の憲吾と別居状態で、ひとり娘の美月と暮している。インテリアコーディネーターとして働くキャリアウーマンのまりは、年下のカメラマン・旭との耐えることばかりの恋愛に疲れて、別れを選んだ。ある日、執筆業をこなす市子の家に、ひょんなことからその旭が居候することになってしまい、奈津、まり、市子の3人の関係に新しい局面が。長い道のりを経て、人は変わっていく。おそらく死ぬまで私たちは変化し続けていく――。おとなの女性に贈りたい極上の恋愛&友情小説。

「虹色天気雨」の姉妹編。前作の内容をとんと思い出せないが、これ面白いぞ。主人公の市子をよそに、夏子、まりたち、みんながそれぞれに、じたばたじたばた、いまだに、くっついたり、離れたり。いつまでもごちゃごちゃ、やっている。そこに加わるのが、夏子の娘で中学二年生になった美月であり、夏子と別居中の憲吾であり、市子んちに居候をしている旭くんであり、ゲイの三宅ちゃんだったり、夏美の新恋人である内藤さんであったり。いい大人が、みんな分別しない。流れのままに流されている。そこが妙に面白い。

まりが言ったのかな。私たちのように、十代の頃から長く付き合っていると、変化の著しい成長期を目の当たりにしてきただけに、その後のゆるやかな変化にはなかなか目が行かないものだが、それで高を括ってしまって、この子のことはもうよく知っている、だいたいわかっている、そんなふうに油断してしまうものなのだが、でもそれは違うのだ。劇的に変化しなくても、ゆるやかな変化はまだ続いている。おそらく、死ぬまで、私たちは変化し続けていく。友人関係の落とし穴の本質を突いていると思った。

いつまでもわちゃわちゃしているいい大人の人間関係の妙を存分に楽しむことができた。そしてまた、彼女たちに再会したいと切に祈る。久しぶりに大島真寿美さんらしい一冊。こういうゆるくてぬるくてほのぼのした作品は大好きだ。

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大島真寿美
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-:2010/09/30(木) 16:38 | | [編集]

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-:2010/10/03(日) 16:16 | | [編集]

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ビターシュガー 大島真寿美著。


≪★★★★☆≫ 「虹色天気雨」の続編ですね。 大島氏のこういう、なんだか現実にはありえないような、でも大島ワールドというのだろうか、そんな魅力全開の「ビターシュガー」はいい! 市子って、作家か翻訳家だっけ?前作で、夫に失踪された奈津は、まりに紹介された会社…

2010/09/30(木) 16:33 | じゃじゃままブックレビュー

ビターシュガー / 大島真寿美


「虹色天気雨」の続編。虹色天気雨の時にも思ったけれど、なんかいいなぁ。 アラフォーの女友達3人の日常。こんなに元気で好き放題にしつつも、友達関係を続けていられるのは、うらやましい。 みんなの誤差。結婚する時期や離婚する時期、子どもができる時期、本当に...

2010/10/03(日) 16:17 | たかこの記憶領域

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