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    2010

09.08

「長弓戯画  うさ・かめ事件簿」滝田務雄

長弓戯画 (うさ・かめ事件簿) (ミステリ・フロンティア)長弓戯画 (うさ・かめ事件簿) (ミステリ・フロンティア)
(2010/06/29)
滝田 務雄

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雑踏の中、和弓で射殺された男性。誰が、どうしてそんな目立つ凶器で殺人を行ったのか? しかも、日本有数の弓の名手でもなければ犯行が困難な状況で……。美男子なれどヘナチョコな少女漫画家マーチ宇佐輝先生と、ドSの編集者カメちゃんこと小亀ミドリは心ならずも事件に巻き込まれる。次々現れる新事実、その度に繰り返される推理の構築と否定。どこまで行っても五里霧中、謎多き和弓殺人事件の真相は? 《田舎の刑事》シリーズで既にお馴染み、第三回ミステリーズ!新人賞受賞作家が満を持して贈る新シリーズ第一弾。長編本格コメディ・ミステリ。

ミステリとしては、今ひとつ物足りない。そもそも和弓で射殺されたというネタだけで延々と引っぱるのに無理がある。また新事実が出てくるたびに繰り返される推理の積み重ねが、イラチの読者にとっては面倒臭い。丁寧といえば丁寧だけど、同じことを何度も読まされるのは苦痛でしかないのだ。じゃあ、つまらなかったのかといえば、それがそうではなかった。これが、まあまあイケたのだ。その大きな要因は、個性的なキャラの猿回しにあったと思う。

読み始めは、宇佐輝大先生に対するカメちゃんのサドスティックな攻撃が狙いすぎのように思えて違和感ありありだったけれど、それもいつしか慣れてしまって、気がつけばテンポ良く読める一因になっていたのだ。またカメちゃんが嫌悪する宇佐輝の二重人格もユーモアがあって程よい潤滑油になっていたと思う。さらに、娘のカメちゃんにも同僚のデカにも少女漫画愛好家であることを隠している小亀上月刑事の存在も大きい。そして、セキセイインコも。

だけど個人的な意見をいえば、ブラック度の濃い「田舎の刑事」の方が好みだった。

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