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    2010

10.13

「世界でいちばん長い写真」誉田哲也

世界でいちばん長い写真世界でいちばん長い写真
(2010/08/19)
誉田 哲也

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主人公は中学三年生の内藤宏伸。幼なじみで去年まで大の仲良しだった洋輔が転校したことで、なんとなく無気力な日々を送っていた。やりたいことも、話したい相手もみつからず、すべてがつまらない。写真部にはいちおう籍をおく幽霊部員でいるけれど、同級生で鬼部長の三好奈々恵に厳しく作品提出を迫られ、けれど、撮りたいものもみつからない。

そんなある日、宏伸は、祖父の経営する古道具屋(リサイクルショップ)で、一台の奇妙なカメラを見つける。それは、台座が一回転して、三六〇度すべてを一枚の長い写真に納められるという風変わりなものだった。そのグレートなカメラとの出会いをきっかけに、宏伸は「世界で一番長い写真」を撮りたいという思いを抱き始める。

今回は、人が死なない誉田作品。読み始めは、主人公の宏伸と去る洋輔がごちゃ混ぜになり、それが原因でページをめくる手が進まなかった。また覇気のない気弱で物言えない主人公にイラっとくることしばし。その一方で、すごくキャラ立っている人たちが次々と登場する。とりあえず、この人たちが出揃うまで辛抱しよう。

メカには強いが放浪癖のあるお祖父ちゃん。超美人だけど言葉遣いが超悪い従妹のあっちゃんこと温子さん。足癖がとにかく悪い写真部部長でクラス委員の三好奈々恵。女子に敵が多い憧れの美少女安藤エリカ。商売を抜きにして応援してくれる写真館の宮本さん。そして、三六〇度パノラマ写真を撮影するための専用カメラ「グレート・マミヤ」。

物語は、宏伸がグレート・マミヤと出会ってから文句なしの面白さを発揮する。宏伸のセリフにならない独り言。強い女性陣のあっちゃんや三好との押され気味の会話。ふにゃふにゃ骨抜き状態の安藤エリカとの接近。そして、何かを成し遂げたいと思うようになる成長。へなちょこだった主人公が熱くなっていく姿におのずと読書スピードが上がっていく。

その結果、読了後はいい気分。笑えたし、爽やかだし、清々しいし、恋の行方も気になるし、感動するし、当然カメラにも興味がでるし。中でも一番興味あるのは、三六〇度すべてがヒマワリの写真でしょうか。http://www.katch.ne.jp/~shin9007/ ここにあった。作中で興味を持った方は、このリンク先へ。写真も最高。本書も最高!

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誉田哲也
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世界でいちばん長い写真(誉田哲也)


この著者の作品は「武士道シックスティーン」から始まる武士道シリーズしか読んでなかったんですよね。他作品も読んでみようかな、と思いつつ今まで手が出なかったのは、なんだかハード系?って感じだったから。どうも武士道シリーズとはちょっと毛色が違いそうだったんだ...

2010/10/28(木) 12:36 | Bookworm

世界でいちばん長い写真<誉田哲也>-本:2010-49-


世界でいちばん長い写真クチコミを見る 出版社: 光文社 (2010/8/19) ISBN-10: 4334927238 評価:88点 親友が転校してしまい、心が晴れないままに冴えない日々を送っている中学3年生が主人公。 祖父の経営するリサイクルセンターで、不思議なカメラを見つけたことから

2010/10/30(土) 17:09 | デコ親父はいつも減量中

世界でいちばん長い写真 誉田哲也著。


≪★★☆≫ 幼なじみで人気者の洋輔が転校してしまった宏伸。洋輔がいなくなったらなんとなく居場所がなくなって置いてけぼりになった感じの宏伸は、写真部でもイマイチやる気が出ず、部長の三好に呆れられる。 そんな宏伸が、祖父のリサイクルショップで不思議なカメラに…

2011/01/09(日) 23:30 | じゃじゃままブックレビュー

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