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「青いリボン」大島真寿美

青いリボン 青いリボン
大島 真寿美 (2006/11)
理論社

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高校生の依ちゃんこと依子は一人っ子。人に何を考えてるのかよくわからないと言われる。依子の両親は家庭内別居中。でも3人で幸せに暮していたが、父の転勤をきっかけに変化が訪れる。

その後、母が4ヶ月も上海に出張する事になる。父の居る福岡に行くか、祖父母の居る北海道に行くか悩む依子。そこに友達の梢が自分の家に居候出来るように画策する。この梢ちゃんが元気ですごく可愛い。梢ちゃんの妹の多美ちゃんも。その上に梢の家族がいい味を出してる。まさに大家族って感じの明るい人たちが気持ちいい。そこで梢の家族に触れ、家族とは何かを考える依子。そして考えた末に出した結論は・・・。

良かったー!! めっちゃ良かったです。大島さんの作る世界に酔いました。思春期の時期に親が居ない生活をするって、こんなドライな感じなんかな。それとも依子はすでに親離れをしてるのか。

しかし親の仕事の都合って子供に選ぶ権利が無いのはわかるけど、こう描かれると理不尽を感じる。実際に子供の都合に合わせる訳にはいかないけど、家族について大いに考えさせられました。だけど、依子の出した結論にほっとしたよ。とても心に響くいい本でした。


忘れてた。台湾に引越しをしたオッキーの存在も大きかったですな。
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コメント
こんにちは。
このお話、あまり話題になってないですけどじんわりといいですよね^^
そしてわたしもオッキーの存在について自分のブログで言及するの忘れてました。大事なキャラなのに^^;
依ちゃんと梢ちゃんのこれからがすてきなものであることを願ってやみません。
2007/04/18(水) 18:52 | URL | まみみ #-[ 編集]
まみみさん、こんにちは。
そう、じんわりですね。
オッキーの存在って大きいのに、触れるのを忘れるなんて不思議ですね。
何故だろう?忘れるほど、依ちゃんと梢ちゃんに魅力があったのかな。
2007/04/19(木) 09:04 | URL | しんちゃん #-[ 編集]
大島作品は本当にいいですよね!なんてことない日常を書いていて、その中で主人公が成長したことに読み終えた後気付くこの爽快感。なんてことのない日常だからこそ、身近で、元気が出てくるんですよ〜。
沖田君の、実体のない登場の仕方も、存在感大きかったですね。
2007/07/17(火) 16:12 | URL | じゃじゃまま #-[ 編集]
じゃじゃままさん、こんにちは。
子供たちの描写がすごくリアルで良かったです。
記事に書かなかったけど、お兄ちゃんも良い味があったし。
大島さんは普通を描くのが上手いですよね。
2007/07/17(火) 17:39 | URL | しんちゃん #-[ 編集]
じゃじゃままさんのエントリから、しんちゃんさん発見〜。
大島作品はどれも、雰囲気すごくいいんだけど、『青いリボン』は、その中でも好きな作品になりそうなんです(まだコンプリートしてないので断言を避けてみる、笑)。
でも、確かにあんまり話題になってないですよね・・・ちょっとさみしいかも。
2007/07/19(木) 04:07 | URL | ぽてとさらだ #cWfWL4No[ 編集]
ぽてとさらださん、はじめまして。
同じくまだコンプをしてませんが、この本は特に温かさがありましたね。
話題にならないのは児童書だからでしょうか。
良い本なのに勿体無いですよね。
2007/07/19(木) 08:35 | URL | しんちゃん #-[ 編集]
オッキー、わたしも触れなかったわぁ・・・^^;

依子の気持ちのよりどころになっていたのはもちろん
そのときどきの状態を言葉にして、依子自身にも読者にも再認識させる役割もしていましたよね。

2007/12/26(水) 06:42 | URL | ふらっと #2OrBXSes[ 編集]
ふらっとさん
オッキーって可哀想な子かも。
大事な位置にいるのにねえ。

そう、読者への問いかけは伝わってきました。
親に振り回される子って気の毒。
2007/12/26(水) 12:25 | URL | しんちゃん #-[ 編集]
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