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    2010

10.22

「さくらの丘で」小路幸也

さくらの丘でさくらの丘で
(2010/08/31)
小路 幸也

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祖母は、その西洋館を〈私たちの学校〉と呼んでいた。〈さくらの丘〉の古い古い建物。祖母の想い出が詰まった西洋館。祖母が語ってくれた、たくさんの古い時代のお話。それは、世界中が敵味方に分かれた大きな戦争が終わって、少し経った頃の話。山に挟まれた、谷あいの小さな田舎町で、わずか二年弱存在したという小さな学校で共に泣き、共に笑い。長い人生の中で、ほんのわずかしかない少女と大人の女性の狭間の時を過ごした、三人の祖母たちの物語。そして、その話を受け継いだ、わたしたちの物語。

祖母の遺書には、祖母が〈学校〉と呼んでいたあの西洋館と、〈さくらの丘〉の土地をわたしたちに譲ると書かれていた。一緒に渡されたのはひとりずつ一本の古びた鍵。それらを、わたしたち三人の孫たちに遺すと。はなちゃん、こと青山花恵さん。きりちゃん、こと兼原桐子さん。そして、祖母のミッちゃんこと、宇賀原ミツ。小さな村で一緒に育った幼馴染。まるで姉妹のようだった。その三人が〈さくらの丘〉の、そして西洋館の持ち主になっていた。そして、ロンさんとけい子さん。

何故、西洋館が祖母たちにとっての学校になったのか、そして二年弱で閉じてしまったのか。そもそも、終戦後というあの大変な時代に、あんな田舎町にアメリカの人がいて、どうして英語を教えていたのか。西洋館で、英語と洋裁を教えていたというロンさんとけい子さんというのは、何者なのか。その後、どういう人生を送っていたのか。祖母が少女時代だった戦後すぐの頃のお話と、彼女たちの孫である満ちる、紗代さん、香織さんたちが〈学校〉に訪れ、二つの時代が交差する感動の物語。

うーん。なんだ、このもやもやは。これは本書とはまったく関係なく、ただの読み合わせが悪かっただけだと思う。この前に読んだ綾辻氏の「Another」の余韻が消えぬまま読んだのが失敗の原因だった。「Another」を読んでいなければ、「感動!」と叫んでいたかもしれない。シンプル・イズ・ベスト。読者の期待に添う王道路線。まさしく、これは小路作品たる作品だ。でも「Another」を読んだあとに、このライトな作品は心に浸みてこなかった。普段なら好きだけど、今回はごめん!

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小路幸也
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さくらの丘で(小路幸也)


うわー良かった。

2010/10/28(木) 12:35 | Bookworm

さくらの丘で 小路幸也


さくらの丘で著者:小路 幸也祥伝社(2010-08-31)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る “さくらの丘”を満ちるたちに遺す―。遺書には、祖母が少女時代を送った土地を譲ると書かれていた。一緒に渡されたのは古びた鍵がひとつ。祖母の二人の幼なじみも、同じメッセージを

2010/11/19(金) 21:51 | 苗坊の徒然日記

さくらの丘で 小路幸也著。


≪★★★☆≫ 昔、祖母たちが≪学校≫と呼んでいた丘の上の洋館。 思い出話の中のその洋館が、祖母たちのもので、死後、孫たちに譲られた。 一体、いつの間に、そしてなぜ孫に遺されたのか。 その村で育った三人の少女と、少女たちが守ろうとしたある秘密。 それぞれの孫…

2010/12/15(水) 10:21 | じゃじゃままブックレビュー

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