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    2010

10.26

「謎解きはディナーのあとで」東川篤哉

謎解きはディナーのあとで謎解きはディナーのあとで
(2010/09/02)
東川 篤哉

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宝生麗子は金融とエレクトロニクスと医薬品とミステリ出版物などで世界にその名を轟かせる宝生グループの総帥のひとり娘だ。蝶よ花よと育てられ、優秀な大学を優秀な成績で卒業した、要するになに不自由のない正真正銘のお嬢様。そんな彼女の選んだ仕事が結構堅い公務員。というか警察官。宝生麗子は東京多摩地区、国立署に所属する若き女刑事である。もっとも、同僚たちはみな、彼女がお嬢様であることを知らない。

宝生麗子は上司である風祭警部が苦手である。風祭警部は、ただの独身ではない。父親は中堅自動車メーカー風祭モータースの社長で、つまり彼はお金持ちの御曹司。腕にはローレックスを光らせ、愛車はシルバーメタリックのジャガー。風祭警部は国産車に乗らない。理由は「貧乏くさいから」。そんな警部は貧乏くさい国産車を製造販売する風祭モータースの御曹司である。自己矛盾も甚だしい。

景山という若い執事は、宝生家で働くようになってまだ一ヶ月にしかならない。執事景山は、彼なりの考えをストレートな言葉で伝えた。「失礼ながらお嬢様――この程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」「ひょっとしてお嬢様の目は節穴でございますか?」その男は、なるほど大口を叩くだけのことはあって大した推理力の持ち主だった。彼女の抱えていた事件を、話を聞いただけで見事解決してしまう。

東川氏といえば、ユーモアあふれるバカミス作品。そして長編作家。これまではセンスあるユーモアで読ませ、ミステリはおつりという感じだった。今回は初の連作短編集で、ミステリに重点をおき、ユーモアはその次。個人的な意見をいえば、期待するところを完全に裏切られた作品だった。笑える要素がまったくなく、そのワンパターンの構成に飽きがきた。まるで定型を約束された鯨統一郎作品のよう。なんかしっくりこなくて残念だった。ごめんなさい。

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東川篤哉
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謎解きはディナーのあとで


著者:東川 篤哉 出版:小学館 感想: 話題の『謎解きはディナーのあとで』を読みました。 コミカルな連作短編集で、全部で6つの短編が収められています。 この作品の読みどこ ...

2011/04/26(火) 01:17 | どくしょ。るーむ。

『謎解きはディナーのあとで』 東川篤哉


単行本が出たばかりの頃に「面白そうだなあ」と思ったものの、良く知らない作家さんだし、「そのうち文庫本になるだろうからその時でいいや」とスルーしていたら、あれよあれよという間に版を重ね、TVドラマになっちゃったりの超話題作に! 口惜しいけれど、仕方ないの...

2012/01/05(木) 21:44 | 【徒然なるままに・・・】

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