--

--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

スポンサー広告
トラックバック(-)  コメント(-) 

    2010

11.16

「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」万城目学

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)
(2010/01/27)
万城目 学

商品詳細を見る

半年前、ふらりと家にやってきたアカトラの猫に、「マドレーヌ」と名前をつけた女の子は、六年前、お父さんとお母さんから、「かのこ」という素敵な名前を与えられた。かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。かのこちゃんの知恵は突然、啓かれた。急に「これは何?」「あれは何?」と大きな声で、お父さんとお母さんに疑問をぶつけ始めた。

言葉を知ると、新たな世界が照らし出される。「ふんけーの友」という言葉を知った一週間後のこと、かのこちゃんは本物の「ふんけーの友」に出会うチャンスを得た。相手はクラスメイトの女の子だった。ひと目見たときからその子のことを、「こやつはできる」とかのこちゃんは確信した。それが、すずちゃんだった。

いつの日から、一匹のメスのアカトラが、その名前に「夫人」と添えて呼ばれるようになったのか、今となっては定かでない。だが、その理由の一つが、「外国語を話すことができる」という点にあったことだけは疑いない。猫のマドレーヌ夫人の夫は玄三郎。かのこちゃんのうちに飼われている老いた柴犬だ。犬の言葉は、猫の世界で「外国語」だった。

なんかふつうと思っていたら、途中から笑える要素がたっぷり。人と猫の組み合わせはよくあるパターンで猫好きの作家にとってはおはこと言えるコンビだ。だけど、こういう描き合わせを読むのははじめてだ。やったな!万城目。ありそうでなかった展開だ。しかも女の子目線と猫目線の両方ともがおもしろい。

そこに混じってくるのがファンタジックな要素。はじめは嫌な感じ。なんでこんなものを導入したんだと疑問。だけど、この不思議要素が後にくればくるほど効果的だったことに読者は気づく。ミステリでいう伏線だったのだ。そして気になるのは、かのこちゃんのお父さん。鹿語が話せるってあの人? おすすめの一冊です。


万城目学さんのサイン。

万城目3

他のサイン本はこちらをクリック。→「サイン本」

ポチッとお願いします。その一つが励みになります。 にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ

万城目学
トラックバック(4)  コメント(-) 

trackback
この記事のトラックバックURL

かのこちゃんとマドレーヌ夫人 万城目学


かのこちゃんとマドレーヌ夫人 (ちくまプリマー新書)クチコミを見る オススメ! かのこちゃんは小学一年生の元気な女の子。マドレーヌ夫人は外国語を話す優雅な猫。その毎日は、思いがけない出来事の連続で、不思議や驚きに充ち満ちている。 この本好き!です。 万

2010/11/16(火) 16:58 | 苗坊の徒然日記

「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」 万城目 学


また新たなマキメワールドの誕生です。「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」は猫のマドレーヌ夫人と、その飼い主である小学校1年生のかのこちゃんの、ちょっと不思議な日常を描いた物語。今までの「鴨川ホルモー」や「鹿男」「プリンセス・トヨトミ」などの歴史をベースにし...

2010/11/18(木) 14:16 | 日々の書付

かのこちゃんとマドレーヌ夫人(万城目学)


久しぶりの記事UPです。でも、いつものように記事を溜め込んでいる訳ではなく、UPする記事がなかったんですよね;;;こんなこと滅多にないんですが、ここ1週間程ほとんど読書してない・・・という日々を送ってしまいました。で、何をしていたかというと・・・「るるぶ

2010/12/02(木) 12:48 | Bookworm

ピュアな万城目作品


小説「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」を読みました。 著書は 万城目 学 小学1年生のかのこちゃんと猫のマドレーヌのお話 読みやすく 優しい そんな印象 児童文学みたいだね いつもの万城目作品を期待すると 肩を落とすかも 大きな事件もなく ゆっくりと とはいえ ...

2011/03/20(日) 17:52 | 笑う学生の生活

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。