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    2010

11.23

「神様のカルテ 2」夏川草介

神様のカルテ 2神様のカルテ 2
(2010/09/28)
夏川 草介

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夏目漱石を敬愛する栗原一止は、相変わらず温厚篤実の一内科医として不眠不休で働いているし、本庄病院は、外来・病棟、昼夜を問わず満員御礼の大盛況だ。とれほど大繁盛でも玄関わきの「24時間、365日」の看板は下ろすつもりはないらしく、劣悪な労働環境は日ごとに威勢を増し、命を削って働く医師たちもそろそろ削る部分もなくなって、幽鬼のように院内をさまよい歩いている。

そんな本庄病院の内科病棟に、東京の有名病院から新任の医師が赴任してきた。進藤辰也。彼は一止にとって、学生時代の数少ない友人のひとりであった。進藤は、生来の努力家であり、応対は紳士的で頭脳は明晰という模範的医学生で、医学部の良心と呼ばれた男だ。ところが進藤の加入を喜ぶ一止に対し、同じく同期の砂山次郎は複雑な表情をする。進藤の評判はすごく悪かった。久しぶりに再会した友は、なぜかすっかり変わっていた。

進藤の不評判な態度は想像の範囲内だが、そのあと第二弾の激震が襲ってくる。今回は忙しい。そして死と向き合うことが度々だ。一止と進藤を繋ぐ言葉。良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬だ。大狸先生と古狐先生の約束。この町に、誰もがいつでも診てもらえる病院を。医者が命を削り、家族を捨てて患者のために働くことを美徳とする世界。夜も眠らずぼろぼろになるまで働くことを正義とする世界。そんな中、彼らは、医師は医師である前に人間であろうとする。

前作にひきつづき目頭が熱くなるエピソードに事欠かない。また絵描きの男爵や屋久杉くんとのユーモアある会話も心憎い。進藤や次郎との友情も微笑ましい。もちろんイチさんとハルさんの甘い関係も健在だ。だけど、前作にはあった深い感動や、読了後の充実感は期待したほどではなかった。いいお話で、こんな医師がいる病院なら前作同様にかかりたいと思う。でも面白いと思いつつ、琴線に響いてこなかった。個人的な好みはあるだろうが、次回作に期待かな。

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神様のカルテ 2 / 夏川草介


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2011/01/27(木) 21:04 | たかこの記憶領域

【神様のカルテ 2】(夏川草介)を読了!


この町に、誰もがいつでも診てもらえる病院を!  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング【あらすじ】栗原一止は「24時間、365日対応」の本庄病院で働く内科医である。新任の医師・進藤辰也が東京から赴任してくるが・・・24時間、365日対応の本庄

2011/03/11(金) 08:33 | じゅずじの旦那

夏川草介『神様のカルテ2』


神様のカルテ 2夏川 草介小学館このアイテムの詳細を見る 今回は、夏川草介『神様のカルテ2』を紹介します。今回は、新しい登場人物として新しい先生として栗原の大学時代の同級生の進藤辰也が赴任してきた。もう一人は、栗原が住んでいる御嶽荘に住むことになった大学...

2011/03/21(月) 00:02 | itchy1976の日記

またも 心温まる


小説「神様のカルテ2」を読みました。 著者は 夏川 草介 前作もいい話として読めましたが 続編となる本作も良いですね 何って 大きな変化はないですが 今回も感動ストーリーで キャラはしっかりあり 読みやすいですね 全体として 毒っ気や面白味には欠けますが・・・...

2012/07/13(金) 08:43 | 笑う社会人の生活

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