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    2010

12.07

「人生の使い方」平安寿子

人生の使い方人生の使い方
(2010/10/14)
平 安寿子

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文具の会社に勤続三十余年の轟洋介は、五十四歳。妻の佳織、四十八歳。初美は、洋介の兄にして轟家の長男、輝明の嫁だ。お人好しの輝明を尻に敷く強情ぶりを洋介は嫌っているが、認知症を発症した轟の舅を引き取って、五年間在宅介護しおおせたのだから、家族は誰も初美に頭が上がらない。その舅が脳梗塞で逝き、葬式後の後始末の手伝いで足繁く轟家に通った佳美は、初美からみっちり、定年を控えた亭主教育の必然性を説かれた。定年で気難しくなった亭主にずーっとくっつかれるストレスは、想像を絶するよ。

発端は佳織からの質問だった。定年後になにをするか。スポーツジムにカルチャーセンターの講座めぐり、自分にぴったりの趣味はいずこに。しかし、不足の事態は突然訪れる。娘の進路変更により、家族全員で協力する家計の全面的な見直し。轟家の長男輝明が脳梗塞で倒れ、弟の洋介は、仕事にも集中できず、身体も心もぐったりして、悪いことばかりが思い浮かぶ。洋介、佳織の夫婦が、右往左往する日常生活の中、自分たちの人生の使い方を模索する。

仕事が趣味と言うのも、たいがい男だ。そして、それを言うとき、自慢げだ。でも、仕事ができなくなったり、うまくいかなくなったら、どうするの? そのとき、仕事が趣味で、つまり、仕事以外にすること、したいことがなかったら……。趣味って大事だ。次に何をすればいいか、考えておいたほうがいいかもしれない。まったくおっしゃる通りだ。定年ボケした親父ぐらい惨めなものはない。そうならないための夫婦の趣味さがし。夫目線、妻目線。互いにすれ違う思惑や言い分が妙に滑稽であり、そしてリアルだ。

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平安寿子
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