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    2011

01.23

「田舎の紳士服店のモデルの妻」宮下奈都

田舎の紳士服店のモデルの妻田舎の紳士服店のモデルの妻
(2010/11)
宮下 奈都

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竜胆達郎は結婚して四年になる、梨々子の夫だ。名前も顔も中身も四年前と同じはずなのに、何かがすっかり変わってしまった。会社を辞めて田舎に帰るという夫の言葉は、冗談ほどにしか受け取ることができなかった。無理にでも聞き流してしまいかたかった。翌週、達郎がうつだと診断されて帰ってきたとき、裏切られたような気持ちになってしまった。一方で自分のほうが裏切っていたんじゃないかという恐れが、思いのほか強くのしかかってきて狼狽した。田舎へ帰ろう。達郎の提案を、梨々子は飲んだ。

達郎は実家から少し離れたところにマンションを借りてくれた。梨々子は電話で呼ばれるか、週末には家族で養父母の家に行く。養父母と義兄夫婦と一緒に夕食を囲む。梨々子の務めはそれだけだ。和やかというよりはただ静かな食事の間、場を明るくしてくれるのは長男の潤と次男の歩人だ。彼らがいなかったら、梨々子はたったそれだけの毎週の行事にも耐えられなかっただろう。実家との距離感、ご近所付き合い、子育て、夫の鬱。このまま年を取っていくのかしらと迷う彼女はかつてのアイドルと隠れて会うようになり……。

デビュー作「スコーレ」がすごく良くて、それ以来読み続けている作家だ。しかし残念ながら「スコーレ」超えは未だない。なんか、ふつう。この域を出ない作品が続いているように思う。痛い話をそのままで終わらせない読ませ方は認めるけれど、デビュー作は読んでいてドキドキしたし、わくわくしたし、読後の余韻も最高に残ったものだ。しかし本作を含めた既刊は読んでいてわくわくしない。共感はあっても、読後に、読んだぞ、とう強烈なインパクトが残ってこない。未来像を想像する楽しみはあるが。

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宮下奈都
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田舎の紳士服店のモデルの妻 宮下奈都


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2011/01/23(日) 19:45 | 苗坊の徒然日記

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2011/01/25(火) 12:38 | Bookworm

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