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    2007

03.14

「海の底」有川浩

海の底 海の底
有川 浩 (2005/06)
メディアワークス

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海から横須賀に巨大な甲殻類がわんさと現れ、人間たちを襲い始める。海上自衛隊の潜水艦「きりしお」の実習幹部・夏木大和と冬原晴臣。彼ら二人は艦長の犠牲の上に、子供たちを助け潜水艦に避難する。救助を待つ夏木・冬原・子供たちの、閉鎖された生活が続く。

一方地上では県警の警備課に所属する明石が、すばやく危険を察知。腐れ縁の機動隊隊長・滝野に連絡。機動隊の迅速な行動で被害を最小に抑える。そして対策本部が置かれ、現場の指揮に烏丸参事官が到着。烏丸は明石に目を付け、2人のはみ出し者は自衛隊派遣への道をつくり始める。2つのストーリーが辿り着く先に未来はあるのか。

簡単に内容を言うと、巨大ザリガニVS人間かな。冒頭の血がどばっと出るシーンは、正直ひいたな。なんてったって血が大の苦手。しかも今回は内臓付き。きゃ~!

「空の中」に引き続き、登場人物が魅力的でした。口は悪いが情の熱い夏木。口当たりは良いが子供でも容赦しない冬原。この2人がとにかくかっこいいねん。ザ・海自の男って感じ。そして救助した子供たちの中で、唯一の女子である森生望。望ちゃん可愛いかったな。読みながら萌えました。そんな中でヤツにはムカついた。子供たちの中にいた嫌な子供・圭介。何度かザリガニに食われろって、本気で思ったもん。これっていい意味で感情移入でしょ。

地上戦の方にも個性的な人物が居るねんな。なんと言っても明石。普段は問題児。でも有事に力を発揮する。茶目っ気があり、言いたい事をずばっと言う。痺れるね。烏丸参事官もアクは強いが切れ者。柳葉の室井を思い出した。彼らが様々な防衛手段を講じるのですが、これがまた良いねん。ザリガニの進行を食い止めるために、電磁柵を轢く。このネタはゴジラだって。そしてアメリカの爆撃の危険性を、軍事オタクのチャット仲間に依頼。このあたりは今風なやり取りで、リアリティを感じたな。あとはラストに向かって怒涛の展開。 まさに一気読みでした。

読む前は突飛なSFモノかと思ってました。しかし読み進めると、政府の動きや自衛隊出動の問題提起がぎっしり。それでいて重くない仕上がり。

それに彼も救われてたのは良かったな。あのままじゃ救いが無いもん。それに有川さん特有のさわやかな恋愛もあり、これが溜まらん。読後の余韻もばっちり。すごく読み応えがありました。満腹って感じ。個人的には「空の中」より好き。とても面白かった本でした。

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有川浩
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comments

やはり先を越されてしまったですね(汗)
私も「海の底」の方が好みでした、というより読みやすかったですね。
しんちゃんがおっしゃる通り、感情移入しやすい登場人物が「空の中」より多かった印象もありました。

リベ:2007/03/14(水) 21:08 | URL | [編集]

こんばんは。

そう、色々な話があってお腹いっぱい。
幸せな読書タイムでした。
女の人が「乙女」になるなら男の人は「萌え」るんですね。
なるほど、なるほど。

なな:2007/03/14(水) 23:06 | URL | [編集]

りべさん、先に感想を書いちゃいました(笑)。
SFの設定もザリガニだけだったので、読みやすかったですね!
続編が入っている「クジラの彼」を読むのが楽しみだ。


ななさん、まいど~。
そうそう、萌え(笑)。乙女推進委員会で、この言葉は有りなのかな。

しんちゃん:2007/03/15(木) 09:04 | URL | [編集]

男の人は望ちゃんに萌えるんですね。
自分は夏木さん素敵~冬原さん萌え~って思ってたのに
男の人のそういう視線は考えませんでした。なるほど。
って、乙女なんですけど「萌え」って使ってました・・。

june:2007/03/15(木) 12:15 | URL | [編集]

juneさんも萌えたのか(笑)。
夏木さん、純で可愛い~!冬原さん、大人でかっけ~!でした。
それにしても偽乙女が多いな(爆笑)。偽じゃ悪いか。元乙女!!

しんちゃん:2007/03/15(木) 16:29 | URL | [編集]

こんにちわ☆
コメント&TBありがとうございます。
私も「空の中」より「海の底」の方が断然お気に入りです。
しんちゃんさん同様、満腹感一杯の1冊でした。

ゆき:2007/03/16(金) 12:54 | URL | [編集]

ゆきさん、こんにちは。
「クジラの彼」が早く読みたいっす。
その後がすごく気になる~! と、空腹です(笑)。

しんちゃん:2007/03/16(金) 16:50 | URL | [編集]

こんばんは!
面白かったです。
潜水艦の中の出来事も、地上での機動隊の奮闘も
どちらも読み応えがありました~!
そして思わず「クジラの彼」を再読しちゃいました。

エビノート:2007/06/16(土) 22:07 | URL | [編集]

エビノートさん、こんにちは。
こちらは有名ではありませんが、負けないぐらい面白いっすよね。
いつか「空」と「海」がリンクしないかなー、なんて思ったりもしています。
可能性が無いかなー。。。

しんちゃん:2007/06/17(日) 16:11 | URL | [編集]

今度はこちらがトラックバック独占で失礼します。しかも一つ余計に送ってしまいました。スイマセン。
しかしあの少年には私も心底イライラさせられてしまいましたよ。

たまねぎ:2007/09/24(月) 00:49 | URL | [編集]

たまねぎさん、あの少年はムカツクよね。
何度心の中で殺したことか…(苦笑)

しんちゃん:2007/09/24(月) 09:44 | URL | [編集]

こんばんはー。
これは本当に面白かったです!
潜水艦の中では夏木と冬原にときめきながらもアイツにいらついて、陸では機動隊の戦いにハラハラしてどんどん読めちゃいました。
私もすっかり満腹です。でもまだまだ読みたいです(笑)

アメコ:2007/09/29(土) 23:10 | URL | [編集]

アメコさん、こんにちは。
こちらの自衛隊三部作も面白いよね。
あまり有名な作品ではありませんが
読まなきゃ勿体無いっす!

しんちゃん:2007/09/30(日) 10:15 | URL | [編集]

私も好きです~~、ずっと読むの楽しみに待っていた一作でした。文章で読むと、より一層自分の中で具体的に想像してしまって気持ち悪かったですが。
たまねぎさん、しんちゃん同様、私も心の中であの少年何度もザリガニの餌食にしておりました。(爆)

じゃじゃまま:2008/01/06(日) 15:49 | URL | [編集]

ままさんも、餌食にしちゃいましたか。
やっぱムカツクよね~。

あちらよりも日陰な作品ですが面白いですよね。
キュンもいっぱいあったし。

しんちゃん:2008/01/06(日) 19:19 | URL | [編集]

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