2007
![]() | 走れ、セナ! 香坂 直 (2005/10) 講談社 この商品の詳細を見る |
小学5年生の吉田セナは元気な女の子。
走ることが大好きで陸上部に所属している。
2学期初めの、クラスの席替えを楽しみにしていたセナ。
しかしクジの結果、同じ班になったのは最悪の面子。
チビ・デブコンビの男子2人に、学級委員長のインチョウだった。
チビの方はオカマッチ。 先生は岡本だからと思っている。
しかしほんとは、しゃべりかたがオカマみたいだから。
デブの方は田中。 身体はクラス一大きいのに、声は極小。
インチョウは勉強ばかりしている、氷のような女。
班に不満を持ちながらも、クラブ活動の再開を楽しみにするセナ。
しかし、もろもろの事情で陸上部は解散することに。
はたして陸上協議会に出て、ライバルと一緒に走れるのか。
学校であった不満を母にぶつける姿は、子供の頃の妹を思い出したな。
女の子ってお母さんとよくしゃべるんですよね。
でも妹はこの本みたいに母親の手伝いをしてなかったな(苦笑)。
家でのシーンでは晩御飯の料理の場面が多かった。
ここでは毎回、お母さんのマイブームが変わっていて面白い。
各地の塩、次が白ゴマ、次がシソ。
まるでみのもんたの影響を受けたみたいでしょ(笑)。
そしていつもにんじんたっぷり。 これにはあとで訳がわかります。
でも一度は大ゲンカをしてしまう。
母子2人の生活に、セナはずっとがまんをしてきた。
お母さんはわかってくれないって。
しかし母の弟のサトルくんがやさしく助言をしてくれる。
このシーンは好きでした。
話変わって陸上部のお話。
陸上部の解散阻止には、部員が2人増えればいい。との事。
そこに登場するのがオカマッチと田中。
でも2人ともひどい運動音痴やねん。 田中なんてスキップも出来ない。
このへん笑えた〜! ニヤリが止まらない。
そして外せないのが新顧問のドキリンコ。 彼女はセナの担任ね。
陸上は素人。 入門書を片手に、あやしげなトレーニングを始める。
ここもニヤニヤ(笑)。
陸上部でもある事件があって、セナはオカマッチと田中とケンカをする。
ここでは写生の時間に、インチョウがぶっきらぼうに仲立ち。
結構インチョウっていい人だと気づくシーン。
さわやかな描写ってなんだか嬉しくなるね。
オカマッチと田中も一緒に陸上をするうちに、意外な才能が見えてくる。
そして運命の競技大会。その結果セナが得たものは、…。
言えません(汗)。 だってネタバレになってしまうもん。
良かった〜! めっちゃ面白かったです。
それに余韻も最高!
子供たちだけでなく、ドキリンコが成長していく姿も微笑ましかったです。
よ〜し、また香坂さんの本を読むぞー!! 元気が貰えた本でした。
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