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    2007

03.20

「毛布おばけと金曜日の階段」橋本紡

毛布おばけと金曜日の階段 毛布おばけと金曜日の階段
橋本 紡 (2002/12)
メディアワークス

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お父さんは交通事故で死に、お母さんはショックで心の病院に入院。
お姉ちゃんと二人暮らしだが、お姉ちゃんも少しズレてしまった。
お父さんの死んじゃった金曜日に、お姉ちゃんは毛布おばけになるのだ。
階段の踊り場で毛布に包まるお姉ちゃん。そこが毛布おばけの住処だ。

そこにお姉ちゃんの彼氏・和人が加わり、3人でむしゃむしゃ食べまくる。
せまい踊り場で至福を感じる未明(みはる)だった。
これが金曜日限定の行事で、次の金曜まで普通の日常が続く。
3編収録の短編集です。


「みちのながてをくりたたね」
未明はクラスで隣の席の真琴に恋をしている女子高校生。
そう、女の子を好きになってしまった、秘めた恋なのだ。 
そんな時に真琴が引っ越すことに。 思いを言えない未明。
思い悩む妹に、毛布おばけがぽつりと一言。

あまり不思議な設定では無かったですね。
登場人物の役割分担もはっきりしてるし。

ばたばた行動するのが未明。 同じく高校生の和人が応援。
お姉ちゃんのさくらは…。 毛布に包まってるだけかな。

未明と真琴の会話で、クラッシュやシド・ビシャスが出てきた。
こんなパンクな女子高生って居るのかな。 居ても少数でしょう(笑)。
ベタなストーリーですが、ベタ好きなので面白かったです。


「花火の下、きみの微笑みを」
さくらにプレゼントをするため、バイトにあけくれる和人。
お金を貯めるために、さくらとも連絡をする時間が無い。
そしてお金が溜まり、プレゼントを買いに行くが…。
今回は和人が主人公です。 

年上のさくらとつり合おうする和人が、いじらしくて可愛いかったです。
必死に背伸びをしようとするのって、すっごい解る。 これ経験談。

そんな和人に、昔はやんちゃだった社長の金子が言う言葉。 バカになれ。
同級生の都筑が哲学的に言う言葉。 いい加減になれ。
なんかいいっすね!

高いプレゼントより、身の丈にあった愛のこもった物がいい。
いいな~! こんなことを言う女性が周りに居ないのが残念(笑)。

それに深夜に食べるカップラーメンって美味いよな~。
これは読んだ人ににしか、わからんか。

和人に感情移入しまくりで読みました。
それにまたまたベタ。 めっちゃベタが好きです!


「缶コーヒーの行方」
和人の強引な勧めで、男の子と付き合うことになった未明。
お相手は和人の友達の都筑くん。 いい人だけど趣味が合わない二人。
そんな時に、大好きだった真琴からの手紙が届く。
そして毛布おばけのお姉ちゃんにも少し変化が…。

横山大観を語る都筑は渋すぎ(笑)。 それに鎧や兜を見に行くって。
まったく噛み合わない二人が面白かったな。

それに途中で出てきた、名も無き少年がいいねん。
少し小生意気でお父さんが大好きで、未明との会話が抜群に良かった。
ほっこりしたな。

毛布おばけのお姉ちゃんの変化に戸惑う未明と和人の姿も印象的でした。
安心出来る現状を望むし、まともなお姉ちゃんにも戻って欲しい。
最後での公園のさわやかなシーンは、やはりベタ。
もう最初から最後までベタ三昧でした。 満腹です!
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橋本紡
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comments

はい、深夜に食べるカップラーメンはおいしいです!
あれを夜中に読んでたらまずかったですね…買いに走るところでした(笑)。

chiekoa:2007/04/02(月) 13:02 | URL | [編集]

ふふっ(笑)。ちえこあさんも好きなんだ!
たま~に、無性に食べたくなりますね。

しんちゃん:2007/04/02(月) 13:32 | URL | [編集]

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[橋本紡] 毛布おばけと金曜日の階段


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