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    2007

03.24

「ラスト・イニング」あさのあつこ

ラスト・イニング ラスト・イニング
あさの あつこ (2007/02)
角川グループパブリッシング

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あの対戦の前と後を描いた、短編と書き下ろしが収録。


「マウンドへと」
シリーズのラストで対戦した新田東と横手二中。その試合前のベンチでの門脇秀吾を描いたストーリーです。

ひりひりする様な描写。緊張感が漂う雰囲気。すごいっすね。門脇の巧との対戦への思いが、びしびしと感じられる。短編ですが、ファンには溜まらない作品でしょう。



「白球の彼方」
横手二中を卒業した瑞垣俊二。瑞垣は野球部のない高校に進学した。ある朝のバス停でかつての仲間・唐木に出会い、あの試合を思い出す。そう、新田東とのあの試合を。そして一番近い存在であり屈辱を感じる男、天才・門脇秀吾。彼のあの試合での姿に思いを馳せる。自分を見失った瑞垣を描いた、その後の「バッテリー」番外編です。


あの運命の試合を回想するんです。ということは、試合結果がわかる。試合結果を知りたかったし、知りたくもなかった。ここのとこは微妙。

それに豪の自信満々のあの態度。「二度目はないですよ、瑞垣さん」。巧みに盲目な豪らしいと言っちゃあらしいですね。あの根拠のない巧への信頼は、気持ちが良いっす。

試合結果が知りたい方は、シリーズを読んだ後にこの本を読んでね。結果をばらしたりしないから。

野球をやめた瑞垣の日常なんですが、何かもっさりって感じ。それを妹の香夏ちゃんが、ばっさりと言い切る。ダサいって。この香夏ちゃんが可愛いくて、これまでに無い雰囲気を作ってた。瑞垣の知らない所で海音寺くんと電話してたり、淡い恋?が瑞々しい。「バッテリー」って、こういうの無かったですもんね。

それと門脇のお母さんが印象的でした。大人の感情が出たのも初めてかな。瑞垣に感情をぶつけるシーンが好きでした。それを受け止める瑞垣も好き。そこに現れた門脇も好き。好き好きだらけです。

そのあとに瑞垣と門脇が語り合う場面は、きゅんっとくるね。瑞垣が巧より豪の方がすごいって、ぽろっと言った瞬間ぞくっときたもん。

そこに現れた元監督の発言で、瑞垣の新たな道が見えてくる。それを確かめるために、瑞垣らしい行動に出るのだよ。その行動がラストの場面。いいっす。めっちゃ良いっす!

投げられたボールを捕る。単純ですが、これが「バッテリー」。すべてがこの単純な行為の延長だと、教えてくれました。

この本って映画化したので、出版されたんですよね。ということは、映画の続編が決まれば・・・。まだ続編が出る可能性があるかもね。

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あさのあつこ
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comments

はじめまして。
トラックバックをありがとうございました。
こちらからもトラックバックさせていただきますね。

この子たち中(高)学生だったんだと読後必ず思うのですが、
読書中は完全に忘れてしまうのですよね(^-^;

ぱち(。・ ・。)ノ:2007/03/24(土) 22:10 | URL | [編集]

ぱち(。・ ・。)ノさん、わざわざありがとね!
ほんとそうですね。特に瑞垣のふてぶてしさって、少年だと忘れますね。

しんちゃん:2007/03/25(日) 09:36 | URL | [編集]

はじめまして、しんちゃん(さんってつけるべきですか?)。
トラックバックありがとうございます。

少しずつ、ブログの世界が広がればいいなと思っています。
また、よろしくお願いします。

響子:2007/03/25(日) 21:52 | URL | [編集]

はじめまして、響子さん。
しんちゃんで構わないよ!

ほんと、本好きの世界が広がるといいですね。
こちらこそ、宜しくね。

しんちゃん:2007/03/26(月) 09:21 | URL | [編集]

「バッテリー」のラストは納得できたんで、
私も、試合結果は知りたくないような、知りたいような・・
と微妙なところでした。
でもこうして読みだすと、結果はどうでもいいというか
「あぁそうだったんだ・・」というくらいで、
「ラスト・イニング」そのものに夢中になりました。

瑞垣の豪に対する評価、ドキッとしました。
これを読んで「バッテリー」の豪の気持ちに
あらためて気づきました。

june:2007/11/29(木) 22:13 | URL | [編集]

juneさん
ひねくれ者の瑞垣がメインというのが面白かったですね。
彼の目線で読む事で、バッテリーの印象がかなり広がる。
それに、こんなに深い内容だと思わなかったのでお得でした。

しんちゃん:2007/12/13(木) 21:12 | URL | [編集]

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