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    2007

03.25

「ぬしさまへ」畠中恵

ぬしさまへ ぬしさまへ
畠中 恵 (2005/11/26)
新潮社

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しゃばけシリーズの2作目にあたります。 今回は短編集。
世界観は同じです。 前作とは少々違い、人情推理物になってます。


「ぬしさまへ」
小間物商の天野屋の一人娘・おくめが殺された。
そのおくめが、手代の仁吉に懸想文を出していた。
日限りの親分では埒があかないと、一太郎は妖たちに調べを頼む。

火事が起こったときに、主人も店もほっぽって若旦那を非難させる手代。
それを良くやったと、褒める親バカの主人。 
いいっすね。 このユーモアを期待してました。


「栄吉の菓子」
若旦那の幼馴染の栄吉が作った菓子を食べた隠居が死んだ。
死んだ隠居の名は九兵衛。 一軒家に住む小金持ちだった。
友のために九兵衛の身辺を調べるように妖に頼む若旦那。

栄吉の菓子の不味さは半端じゃない、死人が出てもおかしくない。
と、仁吉の一言。 ぷぷぷっ(笑)。 仁吉の毒舌、最高!


「空のビードロ」
一太郎の腹違いの兄・松之助が奉公する桶屋の東屋。
そこで起こった、前作・しゃばけの松之助版サイド・ストーリー。

あの時のお話がこれですね。 へ~、こんな事になってたんだ。
一太郎の温かさが心に沁みました。 良いお話です。


「四布の布団」
若旦那の寝間から、夜になると女のすすり泣く声が聞こえる。
それは田原屋という繰綿問屋から、間違えて持ち帰った布団が原因だった。
田原家に話を持ち込むと、通された部屋の隣で男が死んでいた。

若旦那の「田原屋さんをからかっておやり」の一言。
これに悪ノリする鳴家に、おもわずにんまり。 鳴家が可愛いっす。


「仁吉の思い人」
体が弱り、棺桶に半分足を突っ込んだ状態の一太郎。
そこに薬を飲むことを条件に、仁吉の失恋話が聞けるという。

仁吉の意外な一面は良かったです。 それに相手もね。
ふふふっ(笑)。 畠中さん、そうきたか。


「虹を見し事」
とつぜん一太郎の身の周りから、妖たちの姿が消えた。
しかも不思議なことが一太郎の身辺で起こる。

ラストで思う一太郎の心の動きに、ちょっぴり感動。
でも妖の活躍は見たいっすね。


短編集なので若旦那の体の弱さが、だらだらと出てこない。
これが一番良かったです。 すっきり纏まってたしね。

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畠中恵
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comments

はじめまして。こちらからもTBさせていただきました。
「しゃばけ」シリーズは全部読みました。「ぬしさまへ」は短編で切れもよく、一つ一つの物語に味があっておもしろかったです。三巻四巻も短編で、五巻「うそうそ」は長編ですが、サブキャラの活躍もあり飽きません。一太郎のやさしさ、鳴家のかわいさにすっかりはまってしまったシリーズです。

こおろぎ:2007/03/27(火) 00:51 | URL | [編集]

こおろぎさん、はじめまして。
続編情報を教えてくれて、ありがとね!
これから読むのが楽しみだ(笑)。

しんちゃん:2007/03/27(火) 10:23 | URL | [編集]

『空のビードロ』が好きでした。
松之助を思う一太郎の優しさが心に沁みます。

す~さん:2007/03/27(火) 22:55 | URL | [編集]

す~さん、こんにちは。
「空のビードロ」も良かったし、「仁吉の思い人」 も好きでした。

しんちゃん:2007/03/28(水) 09:05 | URL | [編集]

「空のビードロ」が良かったです。ホロリとしてしまいました。
あと、仁吉のお話も良かったです。オチはそうきたかー!でしたけど。
鳴家がますます可愛くって嬉しい♪

すずな:2007/09/15(土) 10:26 | URL | [編集]

すずなさんは鳴家が好きっすね(笑)
確かに可愛いけど、実際のごはん代はすごそう。
いっつも何かを食べてますよね。

しんちゃん:2007/09/15(土) 14:08 | URL | [編集]

こんばんわ。
「しゃばけ」がドラマ化されるそうですね。
フジテレビのHPを見てきましたが、結構面白そうです。
「ぬしさまへ」だけ記事を書いていなかったので、
今頃TBさせていただきました。
中途半端ですみません(^^;

ia.:2007/11/19(月) 00:34 | URL | [編集]

ia.さん、こんにちは。
「しゃばけ読本」を書店でちらっと立ち読みしました。
実写版の鬼太郎みたいですよね。
一回ぐらい見ようかなと思ってます。

しんちゃん:2007/11/19(月) 09:12 | URL | [編集]

こんばんは。
TBありがとうございました。
「空のビードロ」「仁吉の思い人」「虹を見し事」、じんわり感動しました。
このシリーズ、私はまだここまでしか読めていないので、続きを読むのが楽しみです。
短編集のほうが設定にあっていて、読みやすいように思いました。

EKKO:2008/01/24(木) 21:22 | URL | [編集]

EKKOさん、こんばんは。
このシリーズは短編向きだと同じく思いました。
文庫で追いかけているので、遅々と進まずです。
単行本まで手を出す余裕がないので
じれ~った~い、じれえたい~♪
こんな歌があったような。。。

しんちゃん:2008/01/24(木) 22:33 | URL | [編集]

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