2007年03月27日 (火) | 編集 |
![]() | 跳べ、ジョー!B・Bの魂が見てるぞ 川上 健一 (2002/06) 集英社 この商品の詳細を見る |
「翼はいゆまでも」の川上さんのスポーツ物短編集です。
「オレンジ色のロリポップ」
ある男が喫茶店に入る。 そこは冷凍庫のような寒さ。
店を出ようとするが注文を取りにきたので、ホットを頼む男。
その男は、自分を見る女の視線に気づき…
恋愛に目覚めたアホな男の妄想話です。 最近はファンタジーだそう。
森見さんを大人しくした感じ。 こんなもんかな。
「マッケンジーのように」
その少年はテニスを始めて2年余り。 そして初めて大会に出てみることに。
対戦相手は大人。 優勢に試合を進めるが…。 テニス小説です。
対戦相手の大人がめっちゃ汚い。 ムカついたー! 嫌な大人の代表です。
ですがラストは出来すぎのような気がする。 マンガみたいな展開でした。
「打ってみやがれ」
プレーオフ進出をかけた大一番を、ピッチャーの視点で描かれた野球小説。
ビッチャーの川田の独白でストーリーが進む。
しっかし川田はガラが悪いっすね。 えんえんと毒を吐いてます。
まあ面白かったし、ユーモアがあって好きでした。
「タイトルマッチ」
控え室で対戦相手に恐怖するチャンピオンが、ある行動を取って恐怖を振り払う。
設定はボクシングですが、シーンは控え室だけ。
ストイックなチャンピオンが、シュールな世界を作る。
これめっちゃツボに嵌った(笑)。 もう最高! とにかく笑えました。
思い出しただけで笑いが戻ってきます。 まるでコントみたい。
「熱いトライ」
親子二代にわたる大学ラグビー選手を描いたラグビー小説。
大学生として最後の試合を向かえる飛島。 実は一度もトライをした事がない。
それは父とまったく同じだった。 彼の父はこの試合が行われる競技場で死んだ。
それも同じユニフォームを着て。
完全なスポーツ青春モノでした。 熱い。 熱すぎる。
これぞ川上さんって感じっすね。 とても良かったです。
「新顔」
アイスホッケー・チームのアウトローズ。 彼らの持ち味はラフプレー。
今日の対戦相手はブッチーズ。 腰抜け揃いの軟弱チームだ。
そこに新顔を見つけるが…。
アウトローズのベテラン・大熊五朗の視点で描かれた、ホッケー小説。
話の展開はよめてしまったけど、普通に面白かったです。
可も無く、不可も無く。 ほんと、ふつう〜。
「スーパー・クロス・プレー」
野球のホームベースを死守する”ガードル”ミッチェル。
そして宿敵の”カミソリ・スパイク”のリック。
ホームベース上でのクロス・プレーを描いた野球小説です。
臨場感や緊張感は認めるが、イマイチ乗れなかった。
それはあまりの暴力的シーンに引いてしまったから。
「跳べ、ジョー!B・Bの魂が見てるぞ」
ダンクシュートに固執する黒人プレイヤーのジョー。
彼の生き様を描いたバスケ小説です。
バスケ好きなので期待してたら、おもいっきり裏切られた。
こんなのを望んでたのじゃ無いんすよね。
それに軽い雰囲気で、簡単に人が死ぬ。 最悪。
それぞれの短編のページ数が少ないので、詳しく書けなかった。
特に「タイトルマッチ」はお気に入りで、もっと書きたかったです。
というか、「タイトルマッチ」が良かったからブログに書いた。
小粒な作品が多かったです。 それにデビュー作らしく、文章が若い。
川上さんは長編を読むべきですね。 これ、素直な感想。
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B・B『B・B』(ビービー、B.Bとも表記される)は、石渡治によるボクシング漫画。週刊少年サンデーにて1985年24号から1991年9号の間連載された。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- Histo
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