2007
![]() | 一週間のしごと 永嶋 恵美 (2005/11/29) 東京創元社 この商品の詳細を見る |
女子高生の菜加は、渋谷で母親とはぐれた子供を見かける。
時間に余裕のあった菜加は、子供を家に送ることにする。
しかし待てども親が帰ってくる様子がない。
しかたなく、子供を連れて菜加は自分の家に連れ帰る。
翌日菜加はご飯を食べながらテレビを見ていると、昨日見た家を見る。
家の浴室で4人の男女が集団自殺したというニュース。
それは連れ帰った子供の家だった。
幼馴染の恭平を巻き込み、悪夢のような一週間が始まる。
初めは読みにくい文章だと思ったけど、慣れてくると少しはマシ。
でもやっぱり読みにくい文章ですね。 この点は不満。
それにミステリが薄い。 これはミステリ・フロンティアでは共通してる。
東京創元社は何を狙ってるんだろう?
猪突猛進で拾い癖がある菜加。 学費免除の優等生の恭平。
菜加の弟でオタク系の克己。 恭平の同級生で要領のいい忍。
名乗らないので菜加にタロウと名づけられた子供。
彼らが主要登場人物。
まず人の話を聞かず、無計画な菜加には何度もイラっときました。
それにすぐに人の所為にするとこなんかは大嫌い。
こういうのテンションが下がるな~。
存在自体にリアリティを感じなかったです。
その分、弟の克己くんのオタクぶりに和ませてもらった。
オタクに和む自分って、どうよ。 まあ今風で、ほんとに居そうという事。
恭平は、う~ん。 親受けしそうな真面目タイプ。
可もなく、不可もなく、かな。 魅力は感じなかったです。
忍については初めから怪しすぎ。 もっとオブラートに包んで欲しかった。
子供は連れ廻されてるだけで、印象に残らず。
ここまではマイナスのことしか書いて無いっすね。
じゃあ、どこが良かったかって言うと…。 思いつかない(汗)。
すべてが惜しいんですよね。 キャラにしても、やり過ぎだったり平凡だったり。
ストーリーも前半はお気楽で、終盤はけっこう残酷。
纏まりがないというか、締りがないというか。
でも本自体は嫌いじゃない。 だから惜しいという表現。
これからの作家だと思ったので、応援の気持ちを込めて記事にしました。
「転落」という本は評判がいいみたいですね。 そっちを読んでみようかな。
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