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    2006

11.27

「ぼくのミステリな日常」若竹七海

ぼくのミステリな日常 ぼくのミステリな日常
若竹 七海 (1996/12)
東京創元社

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建設会社に勤めるOLの若竹七海は、社内報の編集を任される。
そして1年を通じて、社内報に短編小説を載せることになる。
困った七海は、大学時代の先輩に手紙を書くが断られる。
しかし、代わりに匿名作家を紹介してもらう。
こうして毎月1編ずつ合計12編の短編が、送られてくることとなった。


「桜嫌い」
桜木荘には、見事な桜の木が植えられている。
その桜木荘でぼや騒ぎが起こるが、どうやら放火されたらしい。
第一発見者の迅速な対応により、それほどの被害はでなかった。

「鬼」
カメラを持って公園へ行き、とべらの花を撮影した。
そこに、この花はとべらですか?と女性に声を掛けられる。
数日後、その公園に行くと、その女性がとべらの枝を切ろうとしている。

「あっとう間に」
バイト先の商店街では草野球チームがあると、友達はいう。
そこではライバルチームにサインが流れているという疑惑が。
スパイの目星はついているのだが、証拠を探して欲しいと依頼される。

「箱の虫」
ロープウェイに乗ったはずの子供と老人の2人組み。
それぞれが忽然と姿を消したと、従兄弟に聞かされた。

「消滅する希望」
夏になると朝顔の女が夢に現れるのだ。俺はノイローゼだと思う。と友人が言う。
しかも不思議なことに、その女は年々細くなっていくと。

「吉祥果夢」
木下産婦人科医院の前を通ると、子どもの悲鳴らしきものが聞こえてきた。
気分が悪くなったところを、介抱してくれる女性が現れる。
その女性は首には、様々な種類の大量のお守りが…。

「ラビット・ダンス・イン・オータム」
取引先の新しい部長と賭けをしたらしい。
娘の名前を当てれば、広告料を割引無しの定価で払ってもらえる。
不正解なら、広告を一回無料で出すという。
ヒントは関東の5番目で県の花。

「写し絵の景色」
大学時代の先輩が泥棒の疑いをかけられた。
「深海の景色」という版画が、何者かによって盗まれてしまったという。

「内気なクリスマス・ケーキ」
隣家の優介から貰ったケーキを食べた妊婦の姉が、突然倒れた。
優介は姉に思いをよせ、流産するようケーキにはシクラメンを入れたという。

「お正月探偵」
目が覚めると部屋の中には物で溢れており、ローン会社の支払いで貯金が減る。
しかし買った記憶がないので、跡をつけて確かめて欲しいと頼まれた。

「バレンタイン・バレンタイン」
その女性は板チョコを買って、すぐに中を確認する。
しかし気に入らないのか、チョコを売り場に戻しては別なチョコを買っていった。
気になり調べると、元に戻したチョコは美味しくなかった。

「吉凶春神籤」
恋人のミツヒロには、おみくじを引く趣味がある。
8枚連続で凶のおみくじ引いてしまったので、別れてくれといわれる。


後味の悪い短編集でした。しか~し、これだけでは無いんです。
短編に仕掛けられた謎が、最後で短編集全体に仕掛けられたた謎だと気づく。
若竹さんも、えらい事をを考えたもんだ。 しかもこれデビュー作よ!
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若竹七海
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comments

細部まで工夫の凝らされた短編集でしたね~。
こういう短編小説が載っている社内報だったら、毎月読みたいですね。
全体にあんな仕掛けが秘められていると思うとゾクリとしちゃうけれども。

エビノート:2008/04/05(土) 21:27 | URL | [編集]

エビノートさん
デビュー作でこの緻密さはすごいですよね。
後味は悪いですが、もっと読みたいと思った作品です。
若竹さんの文庫本は、ほとんどを譲ってもらいました。
でも、全然読めてませーん。

しんちゃん:2008/04/05(土) 22:15 | URL | [編集]

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『ぼくのミステリな日常』 若竹七海


お薦め度 :☆☆☆☆2004年2月23日讀了若竹七海のデビュー作。

2007/04/06(金) 10:56 | 仙丈亭日乘

ぼくのミステリな日常 〔若竹 七海〕


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