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    2007

04.07

「変身」東野圭吾

変身 変身
東野 圭吾 (1994/06)
講談社

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ある日、成瀬純一は不動産屋で強盗に銃で頭を撃たれた。目がさめるとそこは病院。自分が世界初の脳移植をされたと知った。退院後に日常に戻る純一だが、少しずつ何かが変化している違和感を感じる。恋人を愛していた純一が彼女を不満に思い、仕事場でも自己主張をし始める。性格もどんどん攻撃的になる事に気づきながらも、止められず、もがき苦しむ。純一は自分に移植された悩の持主、その正体を突き止めることにする。


自分の性格や嗜好が徐々に変わっていく恐怖感。怖かったです。それを煽るのが、章の合間にある「堂元ノート」と「葉村恵の日記」。「堂元ノート」とは、移植手術をした主治医が純一を観察した記録。「葉村恵の日記」とは、変化していく彼との2人の関係を書いた日記。葉村恵というのは純一の彼女で、やさしくてとても素敵な女性。

なぜかここに書くときに、女性に関して一言多く書いてしまうなぁ。まあ、ご愛嬌だと思って下さい。それとも好みの女性の発表か…。あほなことを、だらだら書くのを止めます。話を戻そう。

要するに人格が変わっていくホラーです。ホラーといってもいいのかな?主人公の純一が徐々に壊れていく。しかも、どんどん凶暴化していく。そのあたりから目が離せない。というか、世界観にどっぷり。

好きだった女性に嫌悪感を持つようになり、一緒にいるのが苦痛になる。しかもあらゆるものに殺意を感じてしまう。さらに歯止めが段々利かなくなる。自分が自分じゃ無くなっていく感覚って、考えるとすごく怖いです。そして、ついには…。うひゃーー! 超怖え~~~!!

そんな彼を見守る恵さん、あなたはすごいね。これぞ究極の愛ですかね。こんな風に人を愛することは出来ない。だけど本の世界だから読者を救ってくれる。ちらっとしか出てこなかったですが、純一と共鳴した女性。彼女の方が好み。だから女性の好みはいいって?でも書きたいもん。

脳に関する難しいことは解りません。理解しようとしても無理。でも実際の研究者とは、たぶんこんな人種の人たちもいるんでしょうね。人を人とも思わずに、ただのモノとしてしか見れない人たち。これらも想像するとすごい怖いですよね。周りにいないことを願います。

壊れていく人格を淡々とした静かな描写で描かれてる。それ故に怖い。やっぱ東野圭吾は只者じゃ無いっすね。もっと、彼の本を読まねば。

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東野圭吾
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変身*東野圭吾


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