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    2007

05.05

「月光」誉田哲也

月光月光
(2006/11)
誉田 哲也

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野々村結花は亡き姉の死の真相を探るため、姉と同じ学校に入学し同じ写真部に入部する。姉の涼子は、同級生の菅井清彦にバイク事故に見せかけて殺されたと考えたのだ。姉の死の謎を結花は追いかけるが、そこには姉のおぞましい姿が待っている。

音楽教師をしている羽田はある日の放課後に、隠れてピアノを弾く涼子の音楽に聞き惚れる。涼子は誰にも言わなかった心の内を羽田に吐露し、二人は禁断の関係になっていく。菅井は休み時間の教室内で、誤ってカッターナイフで自分の手を傷つけてしまう。同じクラスの涼子が適切な応急処置をしてくれる姿を見て、菅井は惚れてしまうのだ。現在の結花の目線と、過去を含めた羽田と菅井の目線で、ストーリーは展開していく。


読み始めは、現在・過去・3人の目線で描かれていたので混乱してしまった。おまけに野々村姉妹を、結花や涼子と呼ばずに野々村と登場人物たちが呼ぶのだ。とにかく場面が変わるたびに、誰の目線か把握するのがややこしい。

涼子は羽田と出会って、体を重ねあうことでお互いの心の隙間を埋めあう。そんな二人の姿を菅井が見てしまい、嫉妬から歪んだ方向へ暴走していく。しかも瞬という気違いの猿が一緒に目撃したことが、その後の悲劇を増していくのだ。

読了後の感想を先に書いてしまうが、どよ~んと、どん底な気分。うーん、重い。えげつなく重い。 勢いでだーーっと書けないぐらい落ちてます。とにかく超がつくぐらいヘビーでした。しかし不思議と読みやすかったんだよな。

何もかも自分一人で引き受けようとする涼子の姿は痛々しいが、おまえも悪いと言いたい。菅井と猿の鬼畜コンビの暴行する姿に反吐がでそう。特に猿の狂いざまは恐怖を感じた。涼子にはやさしい大人かもしれないが、羽田の行動は問題ありすぎて情状の余地なし。唯一の救いは、姉の本当の姿を知らない結花の猪突猛進ぶりぐらいかな。知らなくても良い事実に近づいていっても、あまりの無反応ぶりには首を傾げるけどね。

あまりにも気持ちが落ちすぎて、これ以上書くのが辛い。ラストに少しは救いがあったが、あんなもんじゃあ黒い霧は晴れないほど疲れた。く、苦しーーい!

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誉田哲也
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comments

しんちゃん・・・こんにちは。
お疲れさまでした。
どうなるのか先が気になって一気に読んじゃってドーンと落とされますよね。
でもまた少しするとこういうのが読みたくなったりするから
人の心ってどうなってるんだか・・・。
えっ…私だけ?
さて、今更ですがウチのBLOGPEOPLEに登録させていただきました。
今後ともヨロシクです。

ユミ:2007/05/06(日) 15:08 | URL | [編集]

こんにちは。
前に読んだ「疾風ガール」とのギャップ、めっちゃ苦しみました。
あちらはバンドもので、さわやか路線だったからなー。
誉田さんって、いろんな作風を持ってるんですね。

うーん、こういうのはユミさんにお任せします。
苦手なので棄権させて下さい。

今後も宜しくね!

しんちゃん:2007/05/06(日) 17:17 | URL | [編集]

今日やっとモデムが来てネット見れるようになったよ。
しかし、そんなにヘビーなお話?だったなんて~。
誉田さんは、警察ものの方が面白いのかな??
ちょっとグロいけど、警察もの読んでみてね(^^)

まる:2007/05/09(水) 19:47 | URL | [編集]

ネット生活が戻って、良かったねー!
すんごくヘビーで、気持ちがドンヨリでした。
警察モノは了解っす。

しんちゃん:2007/05/10(木) 07:53 | URL | [編集]

おぞましかったですね。
決して面白いとはいえないのだけれど
なぜか飛ぶように読んでしまいました。
涼子はある意味怖いし
羽田は人間としてどうかと思いますね。

そして、結花という追求者がいなければ
こんな惨いことが一生暴かれなかったというのが
いちばん恐ろしかったです。

ふらっと:2007/06/26(火) 18:34 | URL | [編集]

こんばんは。
う~~、これは本当にどよ~~んでしたね!
ところどころに、このシーンやこういう設定は必要なのだろうか??と思いながら読んでいました。全体的に、なにが言いたいんだよ~!という思いが・・・。
誉田氏はいろんな面をお持ちなんですね。爽やかなのはまだ読んでないので、次行ってみます。

じゃじゃまま:2007/06/26(火) 22:06 | URL | [編集]

ふらっとさん、こんにちは。
読みやすいんだけど、ヘビーでしたね。
ホラー出身というのがこの本で納得出来ました。

しんちゃん:2007/06/27(水) 16:01 | URL | [編集]

じゃじゃままさん、こんにちは。
自分は爽やかな本から入門したので、2冊目がこれでビックリしました。
なにしろギャップがすごいもんなー。

しんちゃん:2007/06/27(水) 16:03 | URL | [編集]

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月光/誉田哲也


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月光誉田 哲也 2006年 徳間書店 P.332★★★★★ 世の中には、知らない方がいいことだってある。このことは、まさにそれだと思う。知ったって、誰も幸せにはなれない。だから、あたし一人の胸にしまっておく。 それで、いいよね、お姉ちゃん――。半年前に事故

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2007/06/26(火) 18:21 | +++ こんな一冊 +++

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こういうの、ね~~~~。誉田氏っていかにも書きそうだよ。 一瞬、重松氏の「なぎさの媚薬」か?それともこの壊れ具合は垣根作品か?って思ったけど、そうだよ、誉田氏も、いかにも書きそうなタイプ。「ジウ」の時から、こういう作風は垣間見れてたもんね。 学校や妹からも憧れ

2007/06/26(火) 22:02 | じゃじゃままブックレビュー

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