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    2007

06.09

「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」滝本竜彦

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ (角川文庫)
(2004/06)
滝本 竜彦

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この前に読んだ本が最悪だったので、面白い本が読みたくなった。前に読んだ本の感想はブログには書いておりません。あしからず。よって安心して読める本を選ぼうと、読了本を再読することにしました。

山本陽介は深夜のスーパーで初めて万引きした帰り道に、ある少女と出会う。彼女の名は雪崎絵理。彼女はセーラー服を着た美少女戦士だったのだ。絵理は毎晩現れる、不死身のチェーンソー男と戦い続けていた。平凡な日常に物足りない陽介は、絵理の戦いを手伝うことにする。

現実離れしたお話です。でもおもろい。面白かったら全てがOKなのだ。

ある日の夜、絵理はチェーンソーを振り回す、不死身のあいつと出会った。その瞬間に体が軽くなり、運動神経も良くなって、突然絵理は強くなる。同時にあいつを天敵だと悟り、いつどこに出現するかもわかるようになった。そんな絵理を陽介は自転車の後ろに乗せて出没先へ走るだけ。そして「怪我をしないように頑張ってね」と応援をする。こんな設定ですね。でもこんな単純な設定ですが、読ませるのだからすごい。

戦う理由やチェーンソー男が不死身なのはまったくもって謎です。そんな非日常を一緒に過ごす二人の関係だが、少しずつ良い方へ変化をしていく。そのちょっぴりベタ甘な展開が良いんだな。

そして陽介の心の中には、交通事故で死んだ友達の残像がずっと残っている。何かが起こるたびに陽介は、その友達に呼びかけたり問いかけたりをする。決してバトルちっくな展開ばかりでなく、若者の持つ心情も丁寧に描写されている。

なんの目的も無く、そして情熱も無く、日々を無為に過ごす現代の少年たち。それがチェーンソー男だろうが、熱くなれる物を見つけ、充実をした日々を過ごす。引きこもり作家・滝本竜彦だからこそ、描けたお話じゃないでしょうか。再読ですが充分に楽しむことが出来ました。

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