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    2007

06.29

「美晴さんランナウェイ」山本幸久

美晴さんランナウェイ美晴さんランナウェイ
(2007/04)
山本 幸久

商品詳細を見る

我が家の居候・美晴叔母さんは、すらりとしたプロポーションで27歳の超美人。しかし未だ独身で、定職に就かずに古本店・幕間堂で店番をしている。姪にあたる中学生の世宇子の目線で、美晴さん周辺に起こる出来事を描いた作品。

主な登場人物は、両親と父の妹である美晴さん、世宇子と翔の姉弟、従兄の自由。それと幕間堂での美晴さんの仕事仲間小山田くん。医者の那須先生(なすび)。それぞれ個性的でとても魅力があります。

お母さんは美晴さんを結婚させ、家から出そうと見合いを勧めまくる。弟の翔は超常現象にこり、「モー」というオカルト雑誌に無我夢中。従兄の自由に思いを寄せる、世宇子の乙女っぷりも弄らしい。その自由は、父の借金のせいで自分の将来に不安を持っている。そして実は重要な位置をしめるお父さんは、始終美晴さんを怒っている。

とまあ、美晴さんが主人公ではなく、それぞれ家族たちがメインのお話でもある。一方で、世宇子はいつも身勝手な美晴さんの言動・行動に振り回され続けている。この自由奔放な行動には、美晴さんなりの理由がある。まあ読んで確かめて下さい。

連作短編形式でお話は進みますが、最後まで読むと繋がったお話だったと気づく。これにはちょっと、へーと感心。本音で言うと、途中まで物足りないんだ。ですが最終章を読むことで、がらりと印象が変わる本ですね。

よくある家族ものですが、途中で投げずに最後まで読んで欲しいものですな。そうしたらこの本を好きになれると思います。たぶん。

余談。
お父さんとなすびの会話は必読。
ちょー笑えた!ぷぷっ。

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山本幸久
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comments

最終章でやられたと思いました。
ほのぼのと暖かいお話でしたね。

花:2007/06/29(金) 20:55 | URL | [編集]

花さん、おはよう。
そうそう、ラストが良かった。
お初の作家でしたが、他の本も読んでみたいです。

しんちゃん:2007/06/30(土) 08:56 | URL | [編集]

美晴さんの奔放さに、それってどうなの?と突っ込みながら読んでたんですが、最後は良かったですよね~。
美晴さんを取り巻く家族も、魅力的でした。

エビノート:2007/06/30(土) 14:34 | URL | [編集]

エビノートさん、こんにちは。
そう、美晴さんには感情移入がしにくかった。
でも周りにいる家族たちが、とっても良かったですね。

しんちゃん:2007/06/30(土) 16:19 | URL | [編集]

こんばんは。
途中、辛くなっても最後まで頑張って欲しい。
そんな本ですよね。
なんだかラスト2ページの美晴さんが
頭の中にずっと残ってます。

なな:2007/07/01(日) 19:31 | URL | [編集]

ななさん、こんにちは。
美晴さんに振り回された本でしたね。
でもあのラストで救われましたよ。ほほっ。

しんちゃん:2007/07/02(月) 08:49 | URL | [編集]

おはようございます。しんちゃん。
TBとコメントありがとうございました。
どたばたでしたが、ラストはそれなりに満足できた作品でした。
こんな持ち味って、山本さんならではだと思います!

ゆう:2007/07/02(月) 11:17 | URL | [編集]

ゆうさん、こんにちは。
これが山本さんの持ち味っすか。
お初に読んだので知りませんでした。
これから少しずつ読んで勉強しまーす。

しんちゃん:2007/07/02(月) 17:13 | URL | [編集]

そうですよね。私も中途半端な印象を持ちました。
ラストはああでなくちゃ、私許しませんよ~。(笑)
そこに辿りつくまで、イライラしっぱなしでしたもん。

じゃじゃまま:2007/07/30(月) 17:36 | URL | [編集]

じゃじゃままさんも、そうでしたか。
美晴さんに魅力を感じることが出来ずにイライラ。
周りにいる家族たちの中途半端にイライラ。
最後ぐらいはスッキリしてくれなくちゃねえ。

しんちゃん:2007/07/30(月) 18:03 | URL | [編集]

あら、なんだか美晴さんに辛口ですね^^;
私は、破天荒な美晴さんに最初はびっくり!だったんですが、言動の裏に隠された心情が垣間見えてからは、その行動が愛おしく感じられて、憎めなかったのです・・・。
最後はホロリとさせられて、ほっこりした気持ちで読了しました。

すずな:2007/08/16(木) 11:47 | URL | [編集]

すずなさん、こんにちは。
小路さんの大家族と比べてしまって、つい辛口に。
でもやっぱりあの身勝手さはねえ。
設定の無理を感じてしまって、どうにも…。うにゃむにゃ(汗)

しんちゃん:2007/08/16(木) 13:07 | URL | [編集]

やっぱり最終章で印象が変わりますよね!
途中まで結構イライラしながら読んでたのに、
本を閉じるときにはころっといい気分になっていました。

june:2007/09/24(月) 21:06 | URL | [編集]

juneさんもそうでしたか!
美晴さんよ、いいかげんにせい、
が良かったね、にコロっと変わりました。
現金な読者です。

しんちゃん:2007/09/25(火) 09:52 | URL | [編集]

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