2007年06月29日 (金) | 編集 |
![]() | 試験に出ないパズル (講談社文庫―千葉千波の事件日記) (2005/12) 高田 崇史 商品詳細を見る |
「私と弟が、山羊を二頭連れて、海苔を一箱持って歩いていると、目の前に川がありました。橋はかかっていなくて、小さな二人乗りのボートが一艘浮かんでいました。私たちは、その川を渡らなくてはなりません。その船を漕ぐことができるのは、もちろん私と弟の二人だけです。さて、どうやったら全員が向こう岸に渡ることができるでしょうか?」
このシリーズに欠かせない論理問題です。これと同じ事件が起こります。
ぴいくん、千波くん、慎之介、のトリオに加え、ぴいくんの妹、大森と犬。
その後、桜と小梅の姉妹が増え、二人乗りの一艘のボートで向こう岸に渡ることに。
第一作品の「《九月》山羊・海苔・私」のおおまかな内容です。
その他収録作は、「《十月》八丁堀図書館の秘密」「《十一月》亜麻色の鍵の乙女」
「《十二月》粉雪はドルチェのように」「《一月》もいくつ寝ると神頼み」です。
他の作品の内容紹介はサボっちゃおう。
論理問題と事件の謎が楽しめるこのシリーズも、ついに三作目まで読了です。
主な登場人物は過去に書いたシリーズの感想を参照して下さい。さぼりすぎ?
今回は論理問題が前面に出て来ています。だからちょっと着いて行けない部分がある。
普通の頭では難しいのだよこれが。まあ自分の頭を普通と言っていいのか。。。
冒頭に書いた問題を読んでもらえれば、言っている意味が理解してもらえるでしょう。
読んでいて途中で何度かパスしたくなりました。だって頭がぐらぐらしてくるのだもの。
取り上げた論理問題の解答が気になるという方がいますかね?載せておきましょうか。
一、 弟、山羊1を連れて渡る。
二、 弟だけ戻ってくる。
三、 私、山羊2を連れて渡る。
四、 私だけ戻ってくる。
五、 私と弟、渡る。
六、 弟戻る。
七、 海苔を積んで渡る。
これが正解です。こんな事を考えながら読むなんて苦手。だからかなりはしょった。
今度からはQEDシリーズだけを読もうかな。でも新刊が出たら買いそうな気もする。
本シリーズに関しては進んでお薦めはしません。かなり特殊な系統の本だからね。
でも好きな方は読んでみるのも良いだろう。
余談。
あの人がちらりと出て来ていました。誰って…?歴史に詳しい漢方薬剤師さんです。
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