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    2007

07.04

「闇の守り人」上橋菜穂子

闇の守り人 (偕成社ワンダーランド)闇の守り人 (偕成社ワンダーランド)
(1999/01)
上橋 菜穂子二木 真希子

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カンバル王に父を殺されたバルサは、父の親友ジグロに育てられ、短槍を伝授された。命を狙い続けられたジグロ。彼らを追ったカンバル王ログサムも今はすでに死す。バルサは心の古傷を持ったまま、裏切られた祖国へと繋がる洞窟へと踏み入れる。そして洞窟内で偶然出会ったカッサとジナの兄妹は、なんと亡きジグロの一族だった。小さな兄妹を助け、無事にカンバル国に入るが、バルサを追う悪意は消えていなかった。

前作「精霊の守り人」はファンタジー色が強く、自分にはあまり合いませんでした。それが今回はすごく楽しむことが出来た。ぶっちゃけ本作の方が断然面白いではないか。まあお隣の国といっても、まったく違う世界でしたから、次の作品はどうなのかな。

本書ではバルサとカッサ少年が、圧倒的な権力を握る相手と対峙することになります。そこには前王ログサムの陰謀や、暗殺された父カルナ、養父ジグロを襲った亡霊がいる。そしてバルサの心に残るたくさんの怒りが、過去の悪意を清算すべく成仏させていく。

それと共にカンバル国崩壊を食い止めるために、カッサ少年が徐々に成長をしていく。前作のチャグムは流されるばかりで、結局なにもしない姿にイラツキを覚えました。しかし今回のカッサ少年は、自分の覚悟で決断し、わが国を救おうと行動をします。なんと清々しい勇気を持った少年ではないか。まあ妹のジナはもっとすっきりだが。

この本にも登場人物紹介があり、読む前には人数の多さに腰が引けてしまいました。しかし読み始めると、主要人物が絞れていてなんの問題もなく読んでいくことが出来る。ファンタジー特有の造語にしても、前作ほど多すぎずに、戸惑いはありませんでした。なんか前作の批判ばかりをしている気がするなー(汗)。

彼らが大きな困難に立ち向かい、突き抜けた先にはどんな世界がまっているのか。それを知るためにも続編を読まなくてはね。だいぶとこのシリーズも楽しくなった。次のお話が面白さを継続していることを願います。なむなむ。


「精霊の守り人」 
 
「闇の守り人」 
「夢の守り人」 
「虚空の旅人」
「神の守り人 来訪編」
「神の守り人 帰還編」
「蒼路の旅人」
「天と地の守り人 ロタ王国編」
「天と地の守り人 カンバル王国編」
「天と地の守り人 新ヨゴ皇国編」
「流れ行く者 守り人短篇集」

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上橋菜穂子
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comments

こんばんは。私も前作より今回の方が好きです。
上橋ワールドにひきこまれ、一気読み。
用心棒であるバルサと少年カッサが主人公だからかな。
『夢の守り人』ではタンダがメインらしいですね。
早く文庫になんないかな~。読んでいて楽しい作品でした。

naru:2007/07/04(水) 21:06 | URL | [編集]

naruさん、こんにちは。
こっちの方が断然面白かったよね!
このシリーズはこれまで図書館本を読んでます。
だから児童書なので、ひらがなが多いです。
文庫は書きかえられてるのかなー。

しんちゃん:2007/07/05(木) 11:16 | URL | [編集]

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上橋菜穂子『闇の守り人』


「わしはな、運命がバルサをこの地に呼んだのだと思っているのだ」日本児童文学者協会賞。路傍の石文学賞受賞。

2007/07/04(水) 21:07 | 待ち合わせは本屋さんで

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