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    2007

07.07

「キサトア」小路幸也

キサトアキサトア
(2006/06)
小路 幸也

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水平線に昇る朝日と沈む夕日がおなじ場所で見られ、夏には夏向嵐が吹く海辺の町。
アーチと双子の妹たちはお父さんの仕事で、この町へと5年前に引越しをしてきた。
彼らの周りで起こる1年間の出来事を描いた児童書です。

父・フウガは世界に六人しかいない、風の動きを読むことが出来る、風のエキスパート。
夏向嵐に困る町の人たちのために、「巨人の腕」と呼ばれる風車を造り、管理をしている。

アーチは「世界芸術トリエンナーレ」で入賞し、「リトルアーチスト」と呼ばれる有名人。
彼には、アミ、メグ、カイ、リック、という、いつも一緒にいる仲の良い友達がいる。

双子の妹であるキサとトアの二人は、世界中でもまれな病気で、治療法もわからない。
キサは、朝日が昇り始めると同時に目を覚まして、トアは同時に眠り始める。
トアは、夕日が沈み始めると同時に目を覚まして、キサは同時に眠り始める。
だから二人がおしゃべりできるのは、一日二回。当然、兄妹三人で遊んだことはない。

彼らが住む家は「カンクジョー」という簡易宿泊所で、マイカさんとロウドさんが住む。
それに町に住むアカリママやユーミさんたちが、キサトアの面倒を暖かく見てくれる。
水のエキスパートのミズヤさんも素敵。なんでこんなに人物ばかりを挙げるかって?
読む前に人物表を見て、多さにゲーってなったが、読んでると良い人ばかりだったから。

そんな中、不漁が続くのはフウガが造った風車のせいだと、一部の大人が騒ぎ出す。
その結果、大人の事情が仲良し五人組にも降りかかり、一緒に遊べなくなってしまう。
人間の心って、風向きしだいでころころ変わるという、典型ですね。

夏のカーニバル、幽霊騒動、マッチタワーコンクール、これらイベントと共に物語は進む。
そこにあるのは、仲間たちのきずな、初恋、自然の大事さ、大人でも素直にあやまる姿勢。
これらがギュっと詰まった、とってもとっても良いお話でした。

作中で新聞記事を書いていた、Y.Sさんって、あの人ですよね。ニヤリ。

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小路幸也
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comments

遊び心も忘れない小路さんですね。(*^-‘♭

ふらっと:2007/07/07(土) 17:18 | URL | [編集]

こんばんは。
すごく素敵な世界でしたね。
出てくる人達みんないい人達だったし。
しんちゃんが挙げていた登場人物の名前みて
あぁあんな人だった、こんな人だったと
色々思い出しました。

なな:2007/07/07(土) 20:23 | URL | [編集]

ふらっとさん、こんにちは。
あれにはすぐに気づきました(笑)
茶目っ気があっていいよねー!

しんちゃん:2007/07/08(日) 15:59 | URL | [編集]

ななさん、まいどー。
またまた懐古されましたか。
ほんといい人たちばっかでしたね。
キサトアちゃんも可愛かったー!

しんちゃん:2007/07/08(日) 16:01 | URL | [編集]

今から思うとなぜ挫折してしまったんだろう…ということでもう一度チャレンジして読んでみます。

リベ:2007/07/08(日) 21:50 | URL | [編集]

りべさん、読まないと勿体無いっすよ。
ぜひ再チャレンジをお薦めします!

しんちゃん:2007/07/09(月) 10:38 | URL | [編集]

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