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    2007

07.10

「非・バランス」魚住直子

非・バランス (講談社文庫)非・バランス (講談社文庫)
(2006/05/16)
魚住 直子

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主人公は中学二年生の女の子。彼女は小学生の高学年のときにイジメを受けていた。それまで仲良くしていた友達に、突然しっぺ返しを受けたという、心に傷を持っている小学校卒業と同時に、両親がマンションを購入し、彼女は学区の違う中学へ通うことに。彼女はつらい思いをしないようにと、二つのモットーを決め、生きていくことにする。一つ。クールに生きていく。 二つ。友達を作らない。ある日、彼女はサラという大人の女性と出会い、二人は共鳴するかのように仲良くなる。

クラスメイトによる理不尽なイジメを、ずっと心に引きずっている部分がすごく痛い。周りにそんな姿を見せず、クールに振舞ってはいるが、毎晩悪夢を彼女は見ている。仕返しのつもりか、イジメた相手に無言電話をしたりもするが、まったく気も晴れない。心の中で叫び続けているところに、サラさんと出会って、少しの間は忘れることが出来る。しかしサラさんもまた、暗い影を持つ人物。だから忘れることは出来ても、進歩ではない。

そんなある日に、クラスで悪ぶった3人組の1人が、飛び降り自殺をはかるが失敗する。そのみずえを見舞いに行き、話しをしてみると、かつての自分と一緒だったと知る。突然のしっぺ返しにみずえも苦しみ、飛び降りたことで、しがらみから逃れられたのだ。みずえという大事な友達が出来たことで、少女は過去の自分と決別をすることにする。

イジメをする側は罪悪感なんて無いから、会わなくなればそれは即過去になってしまう。しかしイジメを受けた側は、いつまで経っても心のキズになり、過去には簡単にならない。それを打ち破った少女たちの勇気に、拍手を送りたいと思う。イジメって嫌だなー。

イジメを乗り越えた彼女たちのその後が気になります。でももう大丈夫でしょう。二人で明るくおしゃべりをしながら、楽しく過ごしているだろうな。

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魚住直子
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