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    2007

07.15

「シー・ラブズ・ユー」小路幸也

シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴンシー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン
(2007/05)
小路 幸也

商品詳細を見る

この本は買えば良かった。サイン本を売っていたのに前作を持ってなかったのでスルー。いまさらですが泣きです。ぐすん。とまあ、後悔するぐらい面白かったです。

前作は3ヶ月前に読んだのですが、所々設定をすでに忘却していました。痴呆症かな。人物表を見て、すずみの父と花陽の父が同じ人物だと知り、唖然としてしまった。ほんとに前作でこのことに触れてたのかなー、と疑ってしまったよ。とほほ。


「冬 百科事典は赤ちゃんと共に」
隣のアパートに住む学生さんが、「古事類苑」の全集を買い取って欲しいと持ってきた。買い取ったあとで本を調べると、一冊の本だけ中がくり貫かれているのに気づく。そんな中、バンドワゴンの喫茶店に、大金と共に赤ちゃんが置き去りにされる。


「春 恋の沙汰も神頼み」
初老の男が50冊の本を買い取って欲しいと来店し、すべてを買い取り店の棚へと並べる。その後、男は自分が売った本を1冊ずつ買い戻すため、変装しながら店へと通い続ける。店の常連客でIT企業の社長である藤島。その秘書が藤島を救って欲しいと相談にくる。


「夏 幽霊の正体見たり夏休み」
研人の学校に転校してきた少年は、幽霊の本を読みながら誰かと話をしているらしい。しかもその家では、天井から水が落ちたり、窓をノックされるという、怪奇現象が起こる。一方、夏休みに花陽と研人は、亜美の両親の計らいで、葉山へと遊びに行っていた。二人は向こうで知り合った人から、古い本を貰って帰ってくるが、本には曰くがあった。


「秋 SHE LOVES YOU」
我南人の亡くなった妻・秋実さんの七回忌、伝説の「呪いの目録」について語られる。その目録にあった検印と同じものが、殺人未遂事件があった部屋に残されていた。男たちは任意同行し警察へ。残った女たちが見守る中、バンドワゴンは家宅捜索を受ける。



前作でも大家族ならではのごちゃ混ぜの会話が楽しめた。そして今回もまた楽しめた。前作での勘一のこだわりはしょうゆにあった。今回の勘一のこだわりは七味。なんにでも七味をかけたがる勘一に大笑いです。それ以外にも時代の流れを感じたよ。ウィーと叫んでいる人物がおったね。なんやろと思ってたら、最新のゲームのことだった。

本シリーズは、安定感があって、安心して読むことが出来て、面白いんだからすごく贅沢。季節ごとにちょっとした事件が起こり、それとは別に誰かを掘り下げて人物像を深くする。だから読んでいるうちに、どんどん情報が入ってきて、感情移入がしやすくなっていく。それに新しく登場する人物たちがすごく魅力がある。小料理屋のコウさんなんて渋すぎ。

今回はイベントがいっぱいありましたね。堀田家の隠された過去も明るみになるし、2人も妊娠し出産するし、藍子を巡るマードックと藤島のさや当ても楽しめる。それに常連客たちのことも明らかにされるし、ラストの含みのある終わり方は気になる。あんな終わり方をするということは、絶対続編があるよね。めっちゃ楽しみっす。すごく楽しいシリーズで、人情溢れるラブな大家族に、今後も期待しちゃいます。

読んだのは単行本。その文庫版でサイン本をゲット。

小路幸也

他のサイン本はこちらをクリック。→「サイン本」


「東京バンドワゴン」小路幸也
「シー・ラブズ・ユー」小路幸也
「スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン」小路幸也

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小路幸也
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comments

しんちゃん☆サイン本を逃しちゃったなんて残念でしたね。
それにしても楽しい2作目でした。(#^.^#)
次作は、現在「青春と読書」という集英社の広報誌に連載中だという情報を聞いたので、今月号をチェックしました。
勘一さんとさちさんの出逢いのお話なのでビックリ!
大きな本屋さんになら置いてある広報誌なので、チェックしてみてくださいね!

Roko:2007/07/15(日) 19:03 | URL | [編集]

私も「すずみの父と花陽の父が同じ人物」って事すっかり忘れてました。あんまりにも出来事が多くて…ねぇ。



なな:2007/07/15(日) 23:08 | URL | [編集]

どんどん登場人物が増えて、把握するのが大変だったりしますけど、賑やかになるのは大歓迎ですよね。
私も今後が楽しみです♪
『小説すばる7月号』に「東京バンドワゴン ちょっとだけ前のお話」が掲載されてましたよ~。
こちらは読みきり、機会があったら本屋さんで立ち読みしてみてください♪

エビノート:2007/07/15(日) 23:14 | URL | [編集]

登場人物が多すぎてごちゃごちゃになりますが、
それがこの作品の大きな魅力かな~?
色んな事件が起こるけど、
家族一団となって解決していく、
そんなところが大好きです。
続編もありでしょうね~。
このまま終わってしまうのはもったいない。

す~さん:2007/07/16(月) 10:32 | URL | [編集]

Rokoさん、悔やんでも遅いっすよね。
広報誌は置いてるかなー。
チェックしてみます。情報ありがとうね。

しんちゃん:2007/07/16(月) 10:36 | URL | [編集]

ななさん、忘れちゃうよね。。。
本文を読む前に驚いてしまった(汗)

しんちゃん:2007/07/16(月) 10:38 | URL | [編集]

エビノートさんに立ち読みをお薦めされてしまった。
立ち読みしたみたいですね(笑)

しんちゃん:2007/07/16(月) 10:42 | URL | [編集]

す~さん、次はまた増えるし、多くて大変っすね。
だから、あの系図がすごく役に立ちました。
子供たちからしたら、我南人がおじいちゃん。
今更だけど驚きました。

しんちゃん:2007/07/16(月) 10:47 | URL | [編集]

しんちゃん こんばんは~♪
この作品、良かったですよね。
安定した面白さがありました。
続編はますます登場人物が増えそうですが、
出るのは間違いないでしょう。
私も七味かけてみよかな。

naru:2007/07/16(月) 20:43 | URL | [編集]

naruさん、こんにちは。
前作以上に面白かったですね。
次にもさらに期待しちゃいます。
七味がなにに変わるのかも楽しみ!

しんちゃん:2007/07/17(火) 09:26 | URL | [編集]

勘一さんは行きすぎて味覚障害なんてならなければいいのですが。

たまねぎ:2007/07/19(木) 23:54 | URL | [編集]

たまねぎさん、おはよー。
味覚がどんどん進化?していきますね。
おじいちゃんのこだわりに笑いです。

しんちゃん:2007/07/20(金) 08:21 | URL | [編集]

すずみと花陽の関係を忘れていたのが私だけじゃない(しかもほかに二人も!)というのがわかって、安心しました。
この物語の雰囲気はしっかり覚えてたんですけどねぇ・・。

june:2007/08/04(土) 01:18 | URL | [編集]

juneさんも忘れ仲間っすか(笑)
シリーズものって、こういうのが多々ありますよね。
しかも記憶にない部分に限って、ブログに書いていない。
まあ、雰囲気だけは覚えていたから、いいよねえ。

しんちゃん:2007/08/04(土) 11:09 | URL | [編集]

登場人物が増えて、設定が更に拡がっていくと、読者としては更に忘れていく設定も増えていくということで、だからといって読み進めていくのにそれほど大きな支障もないシリーズなので、とりあえずこれからも長く続けて欲しいと思います。

でもあんまり複雑にされると、頭が付いていかないけど。

ロケット:2007/08/14(火) 00:51 | URL | [編集]

ロケットさん、こんにちは。
忘れないためにもここに書いてる。
なのに、忘れた部分に限ってよく抜けてます(汗)

しんちゃん:2007/08/14(火) 14:17 | URL | [編集]

登場人物がこれだけ多いのにキャラがきっちり描かれていて
前作よりも濃密に愉しめました。

ちゃらんぽらんなはずの我南人が意外とあちこちで役に立っているのも好感でした。

ふらっと:2007/09/18(火) 18:18 | URL | [編集]

私は、すずみと青の血ってどれくらいの繋がりがあるんだろう?って考えたら、分からなくなったのでそこは封印。(爆)
今回は堀田家の過去が垣間見えたりして、シリーズ進むごとに味わいが出てくるような気がします。

じゃじゃまま:2008/03/13(木) 14:40 | URL | [編集]

じゃじゃままさん
封印ですか。記憶がないので考えることも出来ませんでした。
いろいろとわかって、堀田家がどんどん身近になってくるよね。
また記憶があるか自信がありませんが、次も楽しみ~。

しんちゃん:2008/03/13(木) 19:41 | URL | [編集]

こんばんは~。
一年くらい放置してたのですがようやく読みました。
まあ連続読書になったので、それはそれで良かったのですが。

サイン本は惜しいですよね~。私も欲しい!

ちきちき:2008/07/04(金) 21:27 | URL | [編集]

ちきちきさん、こんにちは。
それぐらいの放置はよくあることです(オイ)
シリーズならその方がいい場合もありますね。

サイン本は二冊目だけを持っていても^^;

しんちゃん:2008/07/05(土) 12:46 | URL | [編集]

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