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    2007

08.11

「チョコリエッタ」大島真寿美

チョコリエッタチョコリエッタ
(2003/03)
大島 真寿美

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高校二年生の宮永知世子は、進路調査に「犬になりたい」とまじめに書いてしまう女の子。
知世子が幼稚園年長組の夏休みに、親子3人で遭遇した交通事故。その時の事故で母が亡くなり、知世子は父と霧湖ちゃん(父の妹)、犬のジュリエッタと共に暮してきた。生前の母が、幼かった頃の知世子が、子犬のジュリエッタとたいして変わらないレベルだといって、チョコリエッタと呼んだ。その姉妹みたいに育ったジュリエッタが死んだことにより、知世子の現実逃避に歯車が掛かってしまう。

「犬になりたい」「死にたい」「殺されたい」という主人公が痛いです。これまでに読んだ大島さんの描く人物には、共感出来たり、可愛らしさを覚えたが、本書の主人公はそれらを突き抜けた存在でした。自分はチョコリエッタであるということに執着する知世子。第二章では、夏休みの間をずっと犬として過ごす知世子。心に蓄積された傷があまりにも痛々しくて、読むのがつらくなり、眠たくなって、半分寝ながら読んでしまいました(汗)。おいおい。と突っ込んでおこう。

ネタバレしますが、第三章でやっと映像に映ったチョコリエッタを客観的に見ることが出来ます。それまでは心がここに無い感じの知世子が居心地は悪くて、お尻がもぞもぞとしっぱなしでした。

不安定な少女という点では他の作品と共通するのですが、彼女のぶっ飛び具合には馴染めませんでした。それに知世子や霧湖ちゃんのイライラは、読んでいて気持ちの良いものではありません。

タイトルのかわいさや表紙の愛らしさとは内容はまったく一致しない、ちょっと苦手な1冊でした。ほんと気が滅入る。だったら記事にするなよ、と言いたくなるけど、好きな大島さんなんで書いてみました。目指すはコンプなんでねえ。。。

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大島真寿美
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comments

たぶん私もしんちゃんと同じ気持ちですね。
大島作品で好きなもの、苦手なものが似てるので、嗜好が同じかもしれないですね。
私も気が滅入りましたよ、それは当時の置かれていた心理状況のせいかと思いましたけど、たぶんそうじゃなくても駄目かも。

じゃじゃまま:2007/08/12(日) 18:12 | URL | [編集]

じゃじゃままさん、こんばんは。
痛さに心を揺らされるのは、気持ちがいいんだけど
あまりにも痛すぎて、心が揺れずにぶっ飛ぶのはちょっと。
表紙のジュリエッタは可愛いんだけどねえ。

しんちゃん:2007/08/12(日) 18:25 | URL | [編集]

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チョコリエッタ 大島真寿美著。


なんだか変わった女の子の話。お母さんが幼い頃の自動車事故で死んじゃって、それからはお父さんと、お父さんの妹(だから叔母さんね)と暮らしてるんだけど。 心は悲しみでいっぱいのままなんだけど、自分でもなにが悲しいのか、うまく表現できないまま思春期になっちゃっ

2007/08/12(日) 18:10 | じゃじゃままブックレビュー

チョコリエッタ  大島 真寿美


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2008/02/20(水) 06:39 | +++ こんな一冊 +++

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